新*今日の漢字* 「懸」
今日は川崎市の統一美化の日です。
みんなで地域の掃除をします。
主人がお役目で家の周りの掃除ができないので、私もお掃除に行きます。
ではその前に・・・
新*今日の漢字*
「懸」 音読み ケン 訓読み か(ける かる)
画数 20画 部首 心
形声 音符は縣(けん(県))。
縣は首を逆(さか)さまにして気に紐(ひも)でふら下げている形だそうで、「かける、つ
りさげる」という意味があるそうです。
縣が懸のもとの字ですが、縣が国の直接支配の領地、行政単位の意味に使われるようになっ
て「かける」の意味には懸を使うようになったようです。
縣に心を加えてある懸は、あることに心を繋(か)けて懸念(けねん)する(気にかかって
不安に思う)感情をいうようです。
また、係は飾り糸を人に結びつけてその人を繋ぎとめるという意味の字だそうですが、懸と
音と意味が近いようです。
最近はあまり使われませんが、わが国では異性に思いをかけることを懸想(けそう)と
いったそうです。
参考資料(白川静 常用字解 平凡社)
さて今日の一枚は・・・
かなり涼しくなりましたが、朝顔はまだ頑張っています。
心なしか花が小さくなったり・・・色合いが変わったりしているような・・・
そうそう、朝顔の花も咲き始めの色(濃い目の青)と上の花のようにしぼむ直前の色が
違ってくるのです。
酔芙蓉(すいふよう)とはちょっと違いますが・・・
炎天下の夏と違い長く花を眺めていられる秋の朝顔の花の変化も面白いですね。
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