新*今日の漢字* 「玄」
今日もそこそこのお天気です。
寒すぎず、暑すぎず心地よいです。
最近、わが家の周りに出没している、白地に赤茶のぶち猫ちゃん。
今朝、私の車のそばに白い毛の塊が2個落ちていたので・・・
ケンカでもしたのかな~?と思っていたのですが・・・
先ほど元気な姿でカラスを追いかけて、木登りをしていました。
他所の子ですが、ちょっとホッとしました。
では・・・
新*今日の漢字*
「玄」 音読み ゲン 訓読み ---
画数 5画 部首 玄(げん)
象形 糸たばを捻じって染汁(そめじる)の入った鍋(なべ)に漬(つ)けて染め、黒色に
なった糸だそうで、玄は「くろ」の意味となるそうです。
[説文解字(せつもんかいじ)]四下 に「幽遠なり」と書かれているのは、黒くて赤みのある
その染色が色感として奥深いものを感じさせるからであろうと解説されています。
赤黒い色彩の感覚が理念化されて幽玄(奥深いこと)となったそうで、玄は「奥深い、ふか
い、しずか」の意味ったようです。
[周礼(しゅうらい)]という古い書物に、染汁に三度漬けると纁(くん(うす赤))、七度漬
けると緇(し(黒))の色になるとあるそうで、玄は緇に近い赤みがかった黒色で、六度漬
けたものであろうとも解説されています。
また、糸たばの端に括(くく)った部分は素(もと)の白色のままであるので素(しろ)と
いうそうです。
ああ、素人(しろうと)、玄人(くろうと)の方がもとの意味に近いのですね。
参考資料(白川静 常用字解 平凡社)
さて今日の一枚は・・・
昨日の抜けるような青空です。
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