新*今日の漢字* 「雌」
今朝は雨が降っています。
今日はお餅を切ったり、花を生けたりします。
主人は神棚の掃除としめ縄を飾ったり、お寺さんにお餅(お供え型)を届けたりします。
昔の人は29日に餅を搗くと「苦持ち」になるからいけない、とか・・・
お正月飾りも29日は二重苦になるからいけない、とか・・・
お葬式と同じ、一夜飾りは縁起が悪いからいけない、とか・・・
科学の進んでいなかった昔、いろいろ縁起を担いでいたのですね。
まぁ、「いけない」ことや「縁起が悪い」ことはあえてしない方が良いですね。
では・・・
「雌」 音読み シ 訓読み め めす
画数 14画 部首 隹(ふるとり)
形声 音符は此(し)です。
此に細小なるものの意味があるそうで、些少(さしょう(少し))のものを些(さ)と
いいます。
そして、細小なるものの意味を隹(とり)に及ぼして、「めす」を雌というそうです。
それは鳥は雄がおおむね大きく、雌が小さいという理由からのようです。
強弱の関係では雌が弱であり、雌を守って争わずという思想は、「老子」から出ている、と
解説されています。
また、優劣を決めることを雌雄を決すといいますね。
雌伏ということばは、もと雌鳥が雄鳥に服従する意味から生まれたようで、将来の活躍の
機会を待ちながら、他人の支配に服して堪えていることをいうそうです。
参考資料(白川静 常用字解 平凡社)
さて今日の一枚は・・・
26日にアップした花の咲いていないクリンソウのような桜草の花が咲きました。
寒さに負けず、がんばれ!
今のところ、あと2本このようなつぼみの準備があります。
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