新＊今日の漢字＊　「軸」

今日はさらに雲が広がって・・・外の景色が寒々としています。

先ほどまで、余った切り餅をかき餅用に薄切りにしていました。

後は時間にお任せで良く乾いたら・・・

油で揚げて・・・

みんな大好き揚げかき餅が食べられます。

では・・・

新＊今日の漢字＊

「軸」　音読み　　ジク　　　　訓読み　　ーーー

　　　　画数　　12画　　　部首　　車

形声　音符は由（ゆう）です。

由に舳（じく（とも。かじ））の音があるそうです。

由のもとの形は卣（ゆう）だそうで、ひさご（瓢箪（ひょうたん）の類）であり、中の実が

熟して溶け、殻の中がからっぽになった形だそうです。

そこで中がからっぽで回転するものを軸というそうです。

船の方向を動かす軸の働きをするものは舳というそうです。

書画を表装して軸に巻くようにしたものを掛物（かけもの）といいますが、掛軸（かけじく）ともいいますね。

参考資料（白川静　常用字解　平凡社）

さて今日の一枚は・・・

向かって左側の方が、暮れに切って干してあった物です。

右側の白っぽい方が今日切ったものです。

もう少しすると・・・

お供え餅もこの中に加わって・・・

もう少しにぎやかになります。

我が家では・・・

一応細かいものを「あられ」、大き目の薄切りを「かき餅」と言います。

お供えを乾かして、砕いたものは「ひっかき餅」と呼んでいます。

「あられ」「かき餅」は正式な呼び名と思いますが・・・

「ひっかき餅」は年寄りたちが「お供えを乾かしてひっかいたやつ」と言っていたので、

通称になります。