新*今日の漢字* 「庶」
今日は6時45分ぐらいに下の孫が下りてきました。
6時42分に目が覚めたけど誰も起きていなかったそうです。
その後10時ごろには上の孫のお友達も来て・・・
なかなかPCタイムになりませんでした。
今は上の孫とお友達が昼食中なので何とか終わればよいな~と思っています。
では・・・
新*今日の漢字*
「庶」 音読み ショ 訓読み ーーー
画数 11画 部首 广
会意 广(げん)と廿(じゅう)と火とを組み合わせた形です。
广は厨房(ちゅうぼう(台所))の屋根の形、廿は煮炊きに使う鍋の形、火(灬)は煮炊きする
火の形です。
庶は厨房で煮炊きする形なので、「にる」の意味となるそうです。
古い書物の[儀礼(ぎらい)]によると、正饌(せいせん(本膳(ほんぜん)))に対して庶羞
(しょしゅう(盛り合わせた食事))をそえ膳として供えるとしているそうです。
庶は鍋でごった煮をにることから、「おおい、もろもろ」の意味となり、庶事(いろいろな事柄)、
庶人、庶民(一般の人たち)、庶務(いろいろなつとめ。仕事)といいます。
また本膳に対してそえ膳をいうことから、庶子(正妻でない女から生まれた子。また、あととり
以外の子)のように用いているそうです。
また庶幾(こいねがうこと)のように「ねがう」の意味にも用いる。
庶を「にる」の意味に使わなくなり、煮をつかっているが、者は外からの侵入者を防ぐために
作られた集落を囲むお土居(どい(土の垣。土塁))であるから、火(灬)を加えて煮炊き
するものではない、と解説されています。
また、遮はさえぎるの意味に用いられていますが、さえぎる働きをするのは庶ではなく者である
とも解説されています。
ということで、庶と者とは音が近いために、字形の上でも両者が交替して使われているという
誤りを犯している
珍しい例なのだそうです。
参考資料(白川静 常用字解 平凡社)
さて今日の一枚は・・・
少し寝坊をした、今朝6時38分の朝空です。
寝坊もしてみるものですね、前の丘からまさに日が昇ろうとしている瞬間でした。
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