新*今日の漢字* 「召」
今日の午後、主人は造影剤を使用したCTを撮りに近くの大学病院へ行きます。
本人は昼食抜きの方が気がかりなようです。
では・・・
新*今日の漢字*
「召」 音読み ショウ 訓読み め(す)
画数 5画 部首 口
会意 人と口とを組み合わせた形です。
(「刀(かたな)」ではなかったのですね。)
人は上から降下する人の形だそうです。
口は「さい」で神への祈りの文である祝詞(のりと)を入れる器の形ですね。
祝詞の器を供えて祈り、それにこたえて人が降下する形が召だそうですが、この場合の人の形は
神霊の意味だそうです。
つまり、神霊を呼び寄せる、まねくの意味となります。
周王朝初期の人の召公は聖職者だったそうですが、その召の字は金文(難しくて打ち出せません
でした)の形から酒を供えて祈り、降下する神霊を迎えることを示しているそうです。
ということで、召公が神降ろしをする聖職者であったことが知られるそうです。
また、召に手を加えてまねく動作を招といい、召された神のお告げを詔といいます。
さらに、天から神が降(くだ)り来ることを各というそうで、先祖を祭る廟の中に降下する神を
客というそうですが、客は他から迎えた神で、客神だそうです。
本来、召は神をまねく、めすの意味から、のち人を「めす、まねく、よびよせる」のい意味と
なったそうです。
参考資料(白川静 常用字解 平凡社)
さて今日の一枚は・・・
ゴミ集積場の側の生け垣に椿の花と咲きかけのつぼみ見つけました。
古い農家の家の生け垣なので・・・
高さが3mぐらいあります。
これだけ高いと、お手入れもきっと大変ですね。
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