新＊今日の漢字＊「諾」

今日は朝から日差しがあり・・・

川崎では取りあえず、お天気が回復しそうですが・・・

長雨のせいでしょうか、空気がじっとりとしています。

では・・・

新＊今日の漢字＊

「諾」　音読み　　ダク　　　　訓読み　　ーーー

　　　　画数　　　15画　　　　部首　　言

形声　音符は若（じゃく）です。

若は口（さい（神への祈りの文である祝詞を入れる器））の前で、巫女（ふじょ（神に仕えて

神のお告げを人に伝える女。みこ））が両手をあげて舞ながら祈り、神託（神のお告げ）を

受けてうっとりとした状態にあることを示します。

神託によってその祈ることが承諾される。（聞き入れられる）ことを諾といいます。

諾とは本来は神が「うけがう（よいと認める）、ゆるす」の意味だったそうです。

甲骨文では若を諾の意味に用い、若が諾のもとの字だそうです。

のち応答の語の「こたえる」の意味に用います。

[礼記（らいき）、玉藻（ぎょくそう）]に「父命じて呼ぶときは、唯（ゐ）して諾せず」とある

そうで、唯（い）はハイ、諾はハーイというほどの語である、と解説されています。

ゆるすの意味から「わかる、したがう」の意味に用います。

参考資料（白川静　常用字解　平凡社）

さて今日の一枚は・・・

今朝5時43分の朝空です。

青空が顔をのぞかせていますが、雲もまだまだ多いですね。