新＊今日の漢字＊「聴」

涼しい朝になりました。

今日は久々に下の孫のことばの教室があるそうです。

私はと言えば・・・

10月16日の漢字教室に向けて準備中です。

では・・・

新＊今日の漢字＊

「聴」　音読み　　チョウ　　　　訓読み　　き（く）

　　　　画数　　　17画　　　　部首　　耳

会意　もとの字は聽に作り、耳と　てい（廷の廴無し）と德（徳）とを組み合わせた形です。

てい（廷の廴無し）はつま先で立つ人を横から見た形です。

その上に大きな耳を加え、耳の聰明（そうめい（かしこい））なこと、神の声を聴くことが

できることをいうそうです。

甲骨文字・金文には耳と口（さい（神への祈りの文である祝詞を入れる器の形））とを組み

合わせた形があるそうで、神に祝詞を唱えて祈り、神の声、神の啓示（お告げ）を聞くことが

できることをいうそうです。

神の声を聴くことのできる聰明の徳を聴といいます。

ということで「きく」の意味となります。

また、聴は聞き入れて「ゆるす、まかせる」の意味に用い、聴許（聞きとどけて許すこと）

といいます。

参考資料（白川静　常用字解　平凡社）

さて今日の一枚は・・・

ある日、下の孫が3階の西側のバルコニーから首を出して見つけました。

消防法に基づいて作られた小さなバルコニーの外側の壁面に居たカマキリです。

卵を産むために3階まで登ってきたのですかね？

それとも、羽ばたいて上がってきたのでしょうか？