新*今日の漢字* 「上」
昨夜、合同勉強会からの帰宅途中・・・
いつもゴミを出させていただいている辺り・・・
そうそう、アケビも生えているお宅の生垣辺りから・・・
柔らかい甘い香りが漂ってきました。
「スイカズラ」別名忍冬(にんどう)が咲き始めていたようです。
今朝写真を撮ってきましたので、その正体は後ほど・・・
では・・・
新*今日の漢字*
「上」 音読み ジョウ ショウ
訓読み うえ (うわ) かみ あ(げる がる) のぼ(る せる す)
画数 3画 部首 一(いち)
指事 掌(てのひら)の上に指事の点をつけて、掌の上を示し、「うえ」の意味を示す。
下は掌を伏せ、その下に指事の点をつけて、掌の下を示す。
のち指事の点は縦線となって、丄・Tの形となり、されにその傍(かたわ)らに点を
加えて上・下の形となった。
掌の上の意味から、すべてのものの「うえ・うえのほう」の意味となり、
上に「あげる、のぼる」の意味となる。
場所的に「かみ」時間的に「はじめ、むかし」の意味となり、
人間関係では「めうえ、たてまつる、たっとぶ、すぐれる」の意味となる。
(白川静 常用字解 平凡社)より
最初の字形は「◡」の上に「‐」がのているような形でした。
文字が作られたころ「手のひらの上」という意味であったのが、場所的・時間的・人間関係的な
意味まで発展してきたのですね。
このたった3画の文字の中に膨大な意味が含まれているのですね。
使うときは少し気を付けてみようと思います。
それでは今日の一枚は・・・
はじめにご紹介した「スイカズラ」です。
忍冬の名の由来は、常緑性で冬を通して葉を落とさないから付けられたそうですし、
スイカズラは「吸い葛」の意で、昔は花を口にくわえて甘い蜜を吸ったりしたようです。
また、蕾は金銀花(きんぎんか)という生薬、秋から冬の間の茎葉は、忍冬(にんどう)という
生薬で、ともに抗菌作用や解熱作用があるとされ、漢方薬としても利用されているそうです。
調べてみないと分からないものですね、また一つ新しい事を覚えました。
ホームページのおかげです。
0コメント