新*今日の漢字*「寧」
毎日言っていますが・・・
寒い朝です。
では・・・
新*今日の漢字*
「寧」 音読み ネイ 訓読み ーーー
画数 14画 部首 宀
会意 もとの字は中央付近の(罒)が(皿)に作り、宀(べん)と心と皿(べい)と丂(こう)
とを組み合わせた形です。
宀は祖先を祭る廟(みたまや)の屋根の形です。
心は心臓の形です。
丂は物を置く高い台だそうですが、古い字形には丂のない寍(ねい)の字形もあるそうで、寧と寍とは同じ字であろう、と解説されています。
寧は廟の中で、台上の皿の上に犠牲(いけにえ)の動物の心臓を載せて供える形だそうです。
[説文解字(せつもんかいじ)]五上に「願ふ詞(ことば)なり」とあり、また[爾雅(じが、釈詁)]に
「靜かなり」とあるそうです。
廟の中で犠牲にした動物の心臓を供えて寧静・安寧(やすらかなこと)を願って行う儀礼を
寧というそうで、「やすらか、しずか」という意味になります。
甲骨文に、「王は今夕寧(やす)きか」のように、王の寧静(やすらかなこと)を占うことが
みえるそうです。
丁寧(細かいところまで注意がゆきどといていること、また手厚く礼儀正しいこと)のようにも
使います。
参考資料(白川静 常用字解 平凡社)
さて今日の一枚は・・・
昨日の散歩の途中、富士山がよく見えました。
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