新*今日の漢字*「覇」
今日から孫たちは冬休みとなりました。
そして、クリスマスなので・・・
夜は息子家族とママさんの手料理で夕食を共にします。
では・・・
新*今日の漢字*
「覇」 音読み ハ 訓読み ーーー
画数 19画 部首 覀(おおいかんむり)
会意 もとの字は霸に作り、雨と革(かく)と月とを組み合わせた形です。
革は獣の革の形で、頭から手足までの全体の皮を開いてなめした形だそうです。
また、古い字形には は(上下に雨+革)があるそうで、獣の死体が風雨にさらられて色を
失い、白くなっている形だそうです。
その白さが残月が光を失っている色に似ているので、月を加えて霸となったと解説されています。
霸は白くなった獣の死体なので「しろい」という意味となります。
伯と通じて「はたがしら、はしゃ」の意味に用います。
この意味に用いるのは音のみを借りる仮借(かしゃ)の用法です。
周代の金文に月の表面の輝きの変化によって、一か月を四週に分けて、初吉(しょきつ
(第一週))・既生覇(第二週)・既望(第三週)・既死覇(第四週)といったそうです。
常用漢字の覇はもと霸の俗字である、と解説されています。
参考資料(白川静 常用字解 平凡社)
さて今日の一枚は・・・
昨日の朝の8時6分・・・
検診に出かけるときに見上げた空に浮かんでいた月です。
冬の空はいろいろなものがすっきりと見えていいですね。
あれ?これってもしかして・・・
「霸」?でしょうか?
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