新*今日の漢字* 「説」
今日はジムへ行ってきました。
帰宅後、美味しく昼食を頂いたので・・・
体重は元の木阿弥・・とは思いますが、筋肉を動かしておけば、後で良いことがあるかも。
ということにしておきます。
では・・・
新*今日の漢字*
「説」 音読み セツ ゼイ 訓読み と(く)
画数 14画 部首 言
では常用字解で調べてみましょう。
形声 もとの字は せつ(言+兌)に作り、音符は兌(えつ)。
兌は巫祝(ふしゅく(兄。神に仕える人))が神に祈り訴え、その祈りに応(こ
た)えて神気がかすかに降(くだ)ることを八の形で示したもので、巫祝が神が
かりの状態となり、うっとりとした状態にあることをいう。
そのときの巫祝の心を悦(よろこぶ)よろこぶという。
言は神への誓いのことば。
神に祈り訴える、神にとくの意味から、人に「とく、のべる」の意味となり、悦
と通じて「よろこぶ」の意味に用いる。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
形声 旧字は せつ(言+兌)に作り、兌(えつ)声。
兌は巫祝(ふしゅく)が神に祈り、神意を承(う)けて惝怳(しょうきょう)の
状態にある意で、悦・脱と声義の通ずるところがある。
[説文]三上 に「説き釋(と)くなり」とし、また「位置に曰く、談説するなり」
とするが、本来は神に祈り、神意を承けることであって、[周礼(しゅうらい)、
春官、大祝]の「六祈(りくき)」のうちに「せつ(言+兌)」がある。
神に祈り神意を承けてその問題が解決されるので、それを悦びとすること、その
困難から脱する意となる。
[詩、大雅、瞻卬(せんぎょう)]に「女(なんぢ)、覆(かえ)って之(これ)
を説(ゆる)す」のように用いる。
悦と同義に用いるが、[論語]には説を用い、[孟子]には悦を用いる。
説の方が古い用字法である。
談説、論説はのちの引伸義、もとは神に対して行うものであった。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
「説」は「もともとは神に祈り訴える、神にとくの意味」から、人に「とく、のべる」の
意味となったようですね。
そして、悦と通じて「よろこぶ」の意味にも使われるのですね。
さて今日の一枚は・・・
昨年の頂き物のカクタスに花芽が付きました。
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