Xに長文・・・

昨日の午後4時6分に米津玄師さんのXが投稿されました。

まずは日常を取り戻しつつある日常と・・・

近況(カーペットを片付けたこと)・・・

心地良い開放感があること・・・

ライブの準備等で半年以上を費やしたこと・・・

その間に・・・

いろいろな締め切りが・・・

赤い字で書かれていたこと・・・

歪でチグハグな16面体のサイコロのみたいな体になっていたこと・・・

千と千尋の一場面の様に・・・

赤い文字がペリペリ剥がれていって・・・

真っ白にならないかしら・・・

などと他人事みたいにぼんやり考えていた深夜を思い出したり・・・

うだうだいって・・・

眠い目を擦り・・・

不規則に転がりながら迎えてツアー初日・・・

自分でもびっくりするぐらい・・・

何故かライブが楽しかったこと・・・

赤い文字がわたしをぐるぐる巻きにしている状況は・・・

全く変わっていないのに・・・

ステージに立てば・・・

全く解放され、すべてが自分を祝福してくれている・・・

サイコロをチグハグにしていた糊が溶けていき・・・

然るべき形にゆっくり整って行くようだった・・・

自分の身に何が起きているのかよくわからなかったこと・・・

答えはドーム公演でアンコール最後の曲の・・・

LOST CORNERで車に乗り・・・

ドーム内周を走るという・・・

子どもの頃のわたしが知れば・・・

目ん玉が飛び出るようなことをしでかしたタイミングで・・・

全てはっきりした・・・

手を伸ばせば容易に触れられる距離に皆がいて・・・

その殆どがはち切れんばかりの笑顔で迎えてくれたのだった・・・

私はその瞬間、ほとんど雷に打たれるように・・・

あなたたちは今までどこにいたの、と思った。

つるの恩返しみたいに・・・

独りの部屋で次また次と音楽をつっくり続けてきたわたしにとって・・・

あの近さは・・・

何もかも隔たりを超えて・・・

「ここに連れてきてくれた皆」を感じるのに十分すぎたのだ・・・

今までのライブも精一杯向き合ってきた・・・

その都度ありがてえな独りごちていたが・・・

そんな何のこともない事実を強く実感するのに・・・

これだけの時間がかかってしまうのがわたしだった・・・

全て皆わたしをここに連れてきてくれたのだと・・・

ちゃんと理解できるタイミングがついに今だった・・・

角膜の1cm先でもなく・・・

非常口を知らせる緑のライトでもなく・・・

その間にいる皆と・・・

今回わたしは初めてちゃんと目を合わすことができた・・・

長く続けていくうちに・・・

失うものこれからも尽きないだろうけれど・・・

そうでなければあの瞬間も無かったのだとすると・・・

それはそれで・・・

皆ずっとそこにいたんだね。

来てくれて本当にありがとう・・・

また会いましょう・・・

(一部抜粋)

と共に・・・

ドームを走った車のオブジェに・・・

がらくたとがらくた君が乗っている・・・

モノクロに近い写真が・・・

添えられていました。

感謝!








ケセラおばさんの日々是好日

今日の漢字での常用漢字が終わりましたので・・・ 元々大好きな、空や植物や動物を見つめて行こうと思います。

0コメント

  • 1000 / 1000