新*今日の漢字* 「鉱」
今日はいつものように娘が仕事だったので、外孫を預かりました。
では・・・
新*今日の漢字*
「鉱」 音読み コウ 訓読み ---
画数 13画 部首 金
では常用字解で調べてみましょう。
形声 もとの字は鑛に作り、音符は廣(こう(広))。
廣は大きな家をいう。
[説文]九下 には礦と記(しる)し、黄はその鉱石の色をいうようである。
古い字形の例がみえないが、あらがね(原鉱石)の色とする礦の字が、おそらく
もとの字であろう。
「あらがね」の意味に用いる。
礦石を採取する場所は神聖な地とされ、その場所には厳重な呪禁(じゅきん
(まじないをして邪霊などを祓(はら)うこと))を施す規定があった。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
形声 声符は広(廣)。
[説文]九下 に字を礦に作り、「銅鐵の樸石(ぼくせき)なり」、すなわち原鉱石
の義とする。
[周礼(しゅうらい)、地官、こう人]は金石・錫石(しゃくせき)の地を守り、
その地に厲禁(れいきん(呪禁))を加えることを掌(つかさど)る。
のち精錬の過程を経るので、鉱の字となった。
礦はその樸石、黄色の土塊の状をなしており、黄(黃)の声義を承ける。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
「鉱」はもとの字は「鑛」と書かれ、古い時代には「礦」と書かれていたようですね。
意味としては「あらがね」だそうで、「採掘したままで、まだ精錬していない金属。鉱石。
(デジタル大辞泉(小学館)より)」だそうです。
そして「あらがね」の色が「礦」や「鑛」に含まれる「黃」色だったようですね。
さて今日の一枚は・・・
カラスノエンドウやスズメノエンドウのそばに咲いていたおそらくケシの仲間です。
そうそう、今日主人が猫たちに私の真似をして葉っぱをあげてくれたようですが・・・
なんと、水仙の葉っぱをあげたようで・・・
人にも害があるというので、一時はどうしようかと思いましたが・・・
そこはもと野生の猫、大事には至りませんでした。
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