新*今日の漢字* 「襟」
今少し前にママさんと孫たちがお盆様をお参りに来てくれました。
そうそう、こちらの地域ではお盆の入りの日の夕食は「そうめん」なのです。
てんぷらを揚げて、仏様共々そうめんを頂きます。
では・・・
新*今日の漢字*
「襟」 音読み キン 訓読み えり
画数 18画 部首 衤(衣)
形声 音符は禁(きん)。
禁にはとどめる、ととじ込めるという意味があるそうで、衤を付けた襟は衣服の「えり」の
ことをいいます。
古い字形には(衤+金)と書くことが多く、音符は金(きん)。
また字を衿に作ることもあって、音符は今(きん)。
今は壺型の器に蓋をする形で、とじ込めるの意味がある。
古い中国での考えでは、襟(えり)もとは人の魂が出入りするところだったそうです。
死者の襟もとは魂が体外に出るのを防ぐために閉じるので、襟には、閉じる、閉じる所の
意味があるのかもしれないと解説してあります。
襟もとは人の魂を招きよせるなどの儀礼に重要な意味をもつところであったので、心や思い
という意味に使われ、襟懐(心の中。思い)・胸襟(胸のうち。心)のようにも使います。
参考資料(白川静 常用字解 平凡社)
さて今日の一枚は・・・
先日、とある所から大きなミョウガが採れました。
通常のミョウガは右側の小さいタイプは5cmちょっとあります。
大きなミョウガは9cm前後、大きいうえに柔らかそうでした。
さて、採れた場所は・・・
10年前に崖にブロックを積んだところで、隙間に畑の草などを捨てて、土に返す所です。
栄養が良いうえに上手に日陰になっている場所です。
おそらく、そのミョウガも主人が草の根と一緒に掘り返しそこに棄てた物から芽が出たもの
と思います。
ミョウガの生命力にちょっぴり感謝です。
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