新＊今日の漢字＊　「勲」

昨夜から今朝にかけては涼しくてとてもすごし易かったです。

では・・・

新＊今日の漢字＊

「勲」　音読み　　クン　　　　訓読み　－－－

　　　　画数　　15画　　　　　部首　　力

形声　もとの字は勳に作り、音符は熏（くん）。

古い字形は勛に作る字があるそうです。

員は円い鼎（かなえ（もと食物を煮る青銅器で、祭器として用いる））の形だそうで、

力（りょく）は耒（すき）の形ですから、勛は農耕のことに関して褒賞する（ほめたたえ

る）ことであったのではないかと解説されています。

およそ二千八百年前の青銅器である[毛公鼎（もうこうてい）]の銘文の中に、爵（さかずき）

で酒をそそぎ、賜（たま）う形に作られている字であるそうですが、これが勲のもとの形で

はないかと白川先生は考えているようです。

何かの功績に対して酒を賜い、手柄をほめているのかもしれないそうです。

鼎（てい）や爵が熏の形に変わり、形声の字である勲が作られたようです。

勲は「いさお、いさおし（功績。手柄）」の意味に使いますね。

参考資料（白川静　常用字解　平凡社）

蛇足ですが・・・

凡人の漢字教育士の私は「勲」字を見て部首は「灬」かな？と思ってしまいました。

字のでき方を考えれば、なるほど「力」となるわけですね。

さて今日の一枚は・・・

サツマイモの置いてある反対側の玄関の景色です。

中央付近にある白い斑入り2鉢の観葉植物は・・・

春までトイレに置いてあった物を株分けした鉢です。

この植物は株分けで5鉢となり2鉢は明日アップ予定のトイレの所定の場所に。

残り1鉢は娘の家の玄関にもらわれていきました。

200円か300円で購入した物ですが・・・

立派になったものです。