新*今日の漢字* 「掲」
朝の気象情報では午前中は10%でしたが・・・
大気が不安定なんでしょう、ひと雨ザー!と降りました。
では・・・
新*今日の漢字*
「掲」 音読み ケイ 訓読み かか(げる)
画数 11画 部首 扌
形声 もとに字は揭に作り、音符は曷(かつ)。
曷は死者の骨(曷の下部)に神への祈りの文である祝詞が入っている器(曰(えつ))を
加えて、死者の骨を呪霊(じゅれい)として激しく祈る呪儀をいうそうです。
音符が曷の字はみなその呪儀に関する字だそうで・・・
喝(かつ)はその呪儀の激しい祈りの声をいい、大声で祈ってのどがかわくことを
渇(かつ)というそうです。
神に祈り求めることを謁(えつ)といい、自分にかけられているのろいを祈ってさえぎり
おさえることを遏(あつ(とどめる))というそうです。
そして、古い時代、行き倒れの人(道殣(どうきん))は怨霊(おんりょう)を鎮(しず)
めるために楬(けつ)という墓表を立てたそうです。
高い札の墓表を立て掲げて行き倒れ(道殣)であることを掲示したので、掲は「かかげる、
あげる」の意味となるそうです。
参考資料(白川静 常用字解 平凡社)
さて今日の一枚は・・・
何の写真かな?という感じですが・・・
日頃主人が車を止めて見えないコンクリートの壁面と地面の隙間に・・・
小さなホウセンカを発見しました。
今年の種はまだできていないので・・・
昨年の種が弾けて飛んでこんなところに根付いたのでしょう。
今年の猛烈な暑さの中、灼熱のコンクリートに挟まれながら成長していたホウセンカ。
生命力のすばらしさを感じました。
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