新*今日の漢字* 「撮」
この冬一番の冷え込みらしく、東京は2度だそうです。
底冷えのするような気温ですが、日差しがありがたいです。
では・・・
新*今日の漢字*
「撮」 音読み サツ 訓読み と(る)
画数 15画 部首 扌
形声 音符は最(さい)です。
そして、最は冃(ぼう)と取とを組み合わせた形だそうです。
取は戦場で討ち取った者の左耳を手柄の証拠としたため切り取るの意味だそうで、切り取った多くの
耳を覆って取り集めることを最というそうです。
また、指先でつまむようにして取ることを撮というそうで、撮のもともとの意味は「つまみとる、
つまむ、とる」となります。
ということで、狭い一つまみの土地を「一撮の土」というそうです。
今は撮影(写真や映画をとる)の字に用いていますね。
参考資料(白川静 常用字解 平凡社)
そうか・・・つまむの意味か・・・という感じでしょうか。
ちなみに、この「つま(む)」の読みは常用漢字表にない読みだそうです。
もともとの意味のはずなのに、時の流れで使われることが少なくなってしまったのでしょうか。
さて今日の一枚は・・・
枝というか、蔓(つる)になにやら枯葉のような物がたくさんついていますね。
先日切り込んでもらった梅の木の切る前の最上部の写真です。
この蔓はクズの蔓で、枯葉のような物は・・・
クズの実のさやの残骸です。
あの種が全部下に落ちているのかと思うと・・・
この先が心配ですね。
今はきれいに切り込まれて・・・
斬った枝とともに積み上げられています。
でも、種は落ちたまま、この先たくさん発芽するのでしょうね、心配ですね。
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