新*今日の漢字* 「旬」
昨日から、写真の素材を集めていたのですが・・・
たくさん集まって、ニンマリしていたら・・・
なんと!外を見つめる末っ子猫のいちごの視線の先に・・・
ハゲチャビン・・いえいえ・・・
皮膚病のタヌキが日向ぼっこをしていました。
いまのところ、我が家の住人しか入ってこない柿畑でかれこれ1時間ぐらい日向ぼっこを
しています。
そして・・・遠くでは・・・
数匹の猫の鳴き声が・・・春ですね・・・
では・・・
新*今日の漢字*
「旬」 音読み シュン 訓読み ーーー
画数 6画 部首 日
会意 勹(ほう)と日とを組み合わせた形です。
甲骨文字は尾を巻いた竜の形で、それだけで十日を意味したそうです。
なぜ、旬がもと竜の形で示されているのかといえば、一旬(十日間)の吉凶を支配するものが、
この竜形の神であると考えられたからであろうと解説されています。
また、雲のもとの字の云は、雲の中の竜の巻いている尾が雲の下に少しあらわれている
形だそうです。
殷(いん)王朝の暦(こよみ)は十日を一旬としており、のちに日を加えて旬の形となった
ようです。
旬は「とおか」の意味に用いていました。
旬は一定の速度で巡るものなので、順次に巡ることを徇(じゅん)というそうです。
参考資料(白川静 常用字解 平凡社)
中国ではここまでの意味でしたが、日本ではそこから一番良い時期という意味が加わって
「トマトの旬は夏です」などと使われていますね。
さて今日の一枚は・・・
さっきまで、日向ぼっこをしていた、毛が抜けて、キツネのようなタヌキです。
体の毛は背中付近だけしかなく、身体の下半分と足はほとんど毛がありません。
寒いでしょうね・・・
病院へは行けない野生のタヌキですので、かわいそうですが、治る見込みはありません。
私には日向ぼっこの邪魔をしないことしかできませんが・・・
十分に温まったのか、解説の後半を書いているうちに姿を消しました。
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