新*今日の漢字* 「子」
昨日の午後、前の柿畑が何かザワザワしている気がして見ると・・・
黒い頭に白いほっぺ、灰色の翼に白い腹をもつ・・・
四十雀(シジュウカラ)が団体さんでお出ましでした。
何匹もの四十雀が小枝を渡り歩き何かを探している様でした。
ふいに右手の方から四十雀が逃げ出し・・・
どうしたのかな?と思っていたら・・・
以前ご紹介した、良い声で鳴く、ガビチョウが参入!
あらあら賑やかだこと、ニコニコしていたら・・・
もう一種類発見しました。
それは今日の漢字の後でご紹介しますね。
では・・・
新*今日の漢字*
「子」 音読み シ ス 訓読み こ
画数 3画 部首 子
象形 幼児の形。甲骨文字には生まれたばかりの毛のある赤ん坊の
形を示すものがある。
また子の左右の手を一上一下する形のものがあるが、それは王子の身分で
あることを示す。
もとは王子の意味であったが、のち一般の「子ども、こ」の意味となる。
また、「おとこ、きみ、先生」などの意味にも用いる。
十二支では第一番の「ね」に用いる。
(白川静 常用字解 平凡社)より
まずは画数ですね、ついつい2画で書いてしまいますが、3画なんですね。
基本的な甲骨文字や金文では〇の下に左右どちらかに流れる縦線を書き
その途中に手となる横線を片方が上向き、片方が下向きに・・・
もしくは両方の手を上向きに書いてあります。
元々は王子のことを表していたのですね。
そういえば、現在では少なくなりましたが、女の子の名前の下に付く「子」
遥か昔の平安時代・・・藤原道長の長女「彰子」は「しょうし(あきこ)」
その母の源倫子は「りんし」と読んでいたそうで、それなりの地位の方しか
「子」が付けられなかったとか・・・
ちなみに三姉妹の末っ子の私は姉二人と違い名前に「子」は付いていません。
では、最初の話に戻って最後に現れた鳥は・・・
キツツキの「コゲラ」です。
枝の上ではなく、幹などに止まる姿は独特ですね。
サイズとしては雀ぐらいでしょうか。
ガラス越しで望遠で撮った写真なのではっきりしなくてすみません。
でも止まり方でご理解くださいね。
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