新*今日の漢字* 「何」
今日お隣の東京は35度の予想最高気温でした、暑い日になりました。
そんな日に、外孫を預かりました。
帰宅前にクーラーを入れてもらいました。
では・・・
新*今日の漢字*
「何」 音読み カ 訓読み なに なん
画数 7画 部首 イ(にんべん)
では常用字解で調べてみましょう。
形声 音符は可。
古い字形(金文)は、人が後ろをふり向き、口を開いて、「なに、いずく」と
疑問の様子を示す象形であった。
また「になう」という意味を示すらしいものに、戈(ほこ)を荷(にな)う人の
形の字(甲骨)もあるが、疑問の意味の何とは別の系統の字と思われる。
可は神に願いごとが実現するように要求し、その承認を求める行為であるから、
音と意味が何と関係がある。
「なに、なんぞ、いずく、いずれ」の意味に用いる。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
形声 声符は可。 卜文の字形は戈を荷うに作り、それが初形であろう。
すなわち荷の初文。
[説文]八上 に「儋(にな)うなり」とする。
[詩、商頌(しょうしょう)、玄鳥(げんちょう)]に「百祿(ひゃくろく)、
是れ何(にな)ふ」、
[商頌、長発(ちょうはつ)]に「天の休(たまもの)を何(にな)ふ」は
みなその義。
「何ぞ」の義は可に従う字で、荷戈(かか)の字とは字源が異なり、可の声義を
承ける。
可には呵責(かしゃく)・誰何(すいか)の義があり、それにより疑問詞となった。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
同じ様な字形での間でいろいろ変化があったのですね。
書き始めからここまでの間に9時間ぐらい経ってしまい、前半部分を微妙に書きかえました。
では今日の一枚は・・・
夕方なぜか外がオレンジ色に見えたのでカメラを持って3階へ行って夕焼けを撮ってきました。
当然いつもとは反対の方向なので、バルコニーから撮りました。
実はこのバルコニーは二子玉川で行われる川崎市と世田谷(?)の花火大会の
上半分だけ見えるのです。
そうそう、調布の花火大会もやっぱり上半分だけ見えるのですよ。
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