新*今日の漢字* 「科」

今日は息子が早朝に出張が入り、昨夜4時45分に目覚ましをかけました。

ところが今朝の4時過ぎから真ん中の猫の「起きて攻撃」が始まり、

寝るどころではなくなりました。

では・・・

新*今日の漢字*

「科」 音読み  カ    訓読み  (しな おきて)

    画数  9画    部首  禾

では常用字解で調べてみましょう。

  会意 禾(か)と斗(と)とを組み合わせた形。

     禾は穀類、斗は容量をはかる量器であるから、ますなどの量器で穀物の量を

     はかることを科という。

     農作物の量をはかり、その質を品定めするので、科には等級を定める意味がある。

     そのため一定の条件を考え、規定(おきて)を定めることも科という。

     「しな、等級、おきて」の意味に用い、国語では「とが」の意味に用いる。

(白川静 常用字解 平凡社)より

次に字統を調べてみました。

会意 禾(か)と斗(と)に従う。

   禾は穀類、斗は量器。

   とで禾穀の一定量を科(はか)るので、程量・区分・程品・科条などの意となる。

   [説文]七上 に「程(はか)るなり」、また次条の程には「品なり」とあり、品定めする意。

   科挙とは甲乙の科に分けて試験を行う制度である。

   また窠(か)と同声で、穴をいう。

   [孟子、尽心(じんしん)、上]に、水が流れるとき「科(あな)に盈(み)たされば行かず」

   とあり、徳行の在り方にたとえている。

(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より

教育漢字の訓読みがないので、教科の「科」とか山科の「科」ぐらいしかイメージがないのですが、

「等級を定める」「等級を定めるための一定の条件を考え、規定(おきて)」「日本語ではとが」の

意味があったのですね。

よく目にする、簡単そうな字にも深い意味があるのですね。


では今日の一枚は・・・

私は天然石も大好きでビーズはもとより、原石や結晶なども集めました。

ピンク色の方はローズクオーツ、ガムかアメに見えるグリーンの方はフローライト(蛍石)です。

この二つは透明度が高くその点でお気に入りの石です。

  

ケセラおばさんの日々是好日

今日の漢字での常用漢字が終わりましたので・・・ 元々大好きな、空や植物や動物を見つめて行こうと思います。

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