新＊今日の漢字＊　「汽」

孫たちの夏休みが始まりました。

下の孫は６時半頃から、遊びに来ました。

上の孫は７時ごろに遊びに来ました。

そして、今は朝食に帰りました。

では・・・

新＊今日の漢字＊

「汽」　　音読み　　キ　　　　訓読み　　－－

　　　　　画数　　　７画　　　部首　　さんずい

では常用字解で調べてみましょう。

　　形声　音符は气（き）。气は霊の流れる形で、霊気をいう。

　　　　　それは多くの水分を含むものであるから、汽は水が気化する（液体が気体に変わる）状態

　　　　　をいい、「ゆげ」の意味となる。

　　　　　「ほとんど」とよむ詭（き）・幾（き）と音が近く、通用するから「ほとんど」とよむ。

　　　　　蒸気の力で動く車・船を汽車・汽船という。

（白川静　常用字解　平凡社）より

次に字統を調べてみました。

　　形声　声符は气。水が蒸発して気化すること、ほとんど尽きようとすることをいう。

　　　　　字はまた　汔　に作るが、气と乞（きつ）とは卜文金文において

　　　　　同じ字である。

　　　　　[詩、大雅、民労（みんろう）]「民もたま勞（ろう）す　汔（ねがは）くは小康すべし」

　　　　　[易、未済（みさい）]「小狐汽（ほとん）ど濟（わた）る」のように用いる。

　　　　　[説文]十一上　にまた「或いは曰（いわ）く、泣（なみだ）下るなり」というのは、

　　　　　おそらく泣くときの擬声的な語であろう。

（白川静　新訂　字統（普及版）　平凡社）より

私にとって「汽」汽車しか見かけないと、考えていましたが、もう一つありました。

海水と真水が混ざり合う汽水域の汽でしたね。

なかなかお目にかからない字でした。

では今日の一枚は・・・

何か月か前に遠い親戚から夏ミカンをたくさんいただいたので、ジャムを作ったのですが、

パン食をしない主人に合わせてなかなか食べられませんでした。

暑くなった今日この頃、ふとゆず茶のことを思い出しました。

これだ！と今日からマイボトルには夏ミカン茶を入れました。

でもちょっと糖分が気にかかります。