新*今日の漢字* 「広」
今日は我が家の地域ではお盆の入りです。
娘家族の赤ちゃんも含めて9人でお墓参りに行きました。
では・・・
新*今日の漢字*
「広」 音読み コウ 訓読み ひろ(い まる める がる げる)
画数 5画 部首 广(まだれ)
では常用字解で調べてみましょう。
形声 もとに字は廣に作り、音符は黃(こう(黄))。
黄は、もと佩玉(はいぎょく(革帯などにつり下げた玉を))の形であるが、
黄には横の意味もあり、佩玉の形を玉を組んで組織した形で、広いという意味をも
含むものであろう。
それで広屋(広く大きい家)、大きな建物の意味となり、すべて「ひろい、おおきい、
ひろまる、ひろめる」の意味に使う。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
形声 旧字は廣で、黃(コウ(黄))声。
[説文]九下 に「殿の大屋なり」とあり、四壁のない建物をいう。
引伸して広大の意とし、金文には広伐・広成・広啓・広嗣のように、下に動詞をとる
用法が多い。
[書、大禹謨(だいうぼ)]に「帝德黃運」、[左伝、文十八年]に「齊聖廣淵(せいせい
くわうゑん)」の語があり、みなその徳をいうのは、またのちの用法である。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
まずは解説が短くてホッと胸をなでおろしました。
遡ること篆文までの説文には「殿の大屋なり」となっているということは、既に元の形が分からなく
なっていたということですね。
甲骨文字が発見されることによって、「佩玉の形」であったということが分かったのですね。
現代の意味としては引伸(意味を引き伸ば)して、広大という意味になっています。
総勢9人でお墓参りの後、以前は蕎麦屋さんの店屋物を注文していたのですが、今年の春頃に
閉店してしまいました。
もう一軒近所にあるらしいと探してみるとあるにはあったのですが、残念ながら、お盆休み中
だそうです。
ということで、朝から煮物に天ぷらに若い人が多いので自家製のタラのフライととんかつを
作りました、そうそう、カボチャの煮つけも作りました。
食事が終わってみれば、自分たちの夕食分ぐらい残る程度でほぼ完食状態でした。
あと、お盆の行事はお参りに行ったり来たり、15日にはお坊さんがお参りに来てくださいます。
そして、その午後に主人の実家へ集まります。
あちらは三々五々来ては帰りますが、一族だけで46人それ以外に親戚の方が10人ぐらい来ます。
ちなみに、次男坊の嫁なので台所の洗い物担当です。
いつの時代のことかな?と思ってしまいますね。
ちょっと疲れ気味なので、今日の一枚はお休みします。
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