新*今日の漢字* 「電」

各地に被害をもたらした台風も遠ざかり、薄曇りの天気です。

昨日したかった家中の掃除を機嫌よく終わらせました。

昼少し前、娘が外孫を連れて遊びに来ました。

昔遊園地だったところのバラ園を見に行くそうで、近くまで送って行きました。

帰る時はメールをもらったら迎えに行きます。

では・・・

新*今日の漢字*

「電」 音読み  デン    訓読み  ---

    画数  13画   部首  雨

では常用字解で調べてみましょう。

  会意 雨と申を組み合わせた形。

     下部はもと申の形である。

     申は稲妻(いなずま(電光))の形。

     申に雲・雷など気象を表す字につける雨(雨かんむり)をつけて電とし、「いなずま、

     いなびかり、いなびかりのようにはやい」の意味に用い、電撃(いなずまのように

     すばやくてきをこうげきすること)・電激(うなずまのように激しく起こること)の

     ようにいう。

     いまは電気の意味に用いることが多く、電流(陽電気が電位の高い方から低い方へ流れる

     現象)・電信(電流・電波を利用して行う通信)・電報(電信によって行なう通報)・

     発電(電気を起こすこと)のようにいう。

(白川静 常用字解 平凡社)より

次に字統を調べてみました。

  会意 雨と申とに従う。

     申は電光(稲妻(いなずま))の形で、神の初文。

     電においては下部を屈曲している。

     [説文]十一下 に「陰陽激燿(げきえう)するなり」とし、陰陽のなすところであることが

     早くから知られていた。

     金文の[番生(ばんせい)き(皀旡)]に電の字がみえ、申を電光の形にしるしている。

     電撃は兵法の用語、電光石火は仏教でいう語である。

(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より

今は電気の意味に用いることが多いですが、もとは「稲妻(いなずま)」などの意味で用いることが

多かったようですね。

「申は神の初文」とは「申という字はもともと神を表す最初の字であったということです。」

申という字は雷(いなずま)の形でのちに違う目的に使用されるようになって、「これは神様の申ですよ」という意味で神様のお供えをのせる台の「示」を加えて「神」となりました。


先日、熊本の「家庭用わけあり みかん」というのを購入したものが届きました。

粒は大小さまざま、皮にも変色や傷(?)もありますが、食べたら、とても美味しいかったです。

ということで、今日の一枚は・・・

早速、息子夫婦におすそ分け、上の孫は冷凍庫に入れて、冷凍ミカンを作ると言っていました。

このあと、娘のところにも分けてあげます。

熊本の柑橘類は本当においしいですね、我が家でも当分楽しめそうです。

ケセラおばさんの日々是好日

今日の漢字での常用漢字が終わりましたので・・・ 元々大好きな、空や植物や動物を見つめて行こうと思います。

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