新＊今日の漢字＊　「毛」

今日は約２週間ぶりに外孫を預かっているので、大掃除はお休みです。

会っていなかった間に娘と外孫は風邪をひいていたらしく、熱は下がっていますが、

今日も咳と鼻水は現役です。

ただいまお昼寝中なので、書けるだけ書いてみようと思います。

では・・・

新＊今日の漢字＊

「毛」　音読み　　モウ　　　　訓読み　　け

　　　　画数　　４画　　　　部首　　毛

では常用字解で調べてみましょう。

象形　垂れている髪の毛の形。

　　　「け」をいう。

　　　「け」のほかに、毛物（もうぶつ（けもの））のように「けもの」の意味に用いることがある

　　　地表の草を体毛になぞらえて毛という。　

　　　[左氏春秋伝（さししゅんじゅうでん）、隠公三年]に「かん（澗の日の代わりに月）谿（け

　　　い）（渓流）沼沚（せうし（ぬまとみぎわ））の毛」とある毛は水草で、これを取って神への

　　　お供えとした。

　　　土地がやせていて作物が育たず、草木も生えないことを不毛という。

（白川静　常用字解　平凡社）より

次に字統を調べてみました。

　　象形　垂れている毛髪の形。

　　　　　[説文]八上　に「眉髮の屬、および獸毛なり。象形」とあり、体毛をいう。

　　　　　二毛とは鬢髪（びんぱつ）の班白（はんぱく）となること。

　　　　　また地表に生ずる草をもいい、[左伝、隠三年]に「かん（澗の日の代わりに月」谿沼沚

　　　　　（かんけいせうし）（沼とみぎわ）の毛」とある毛は水草で、神饌に供するものをいう。

　　　　　土地がやせていて草木の生じないことを不毛という。

（白川静　新訂　字統（普及版）　平凡社）より

これは説文の説や現在の意味とさほど異ならなかったようですね。

今の字形もそうですが、金文の字形が「手」とよく似ています。

気になる方は「白川フォント」と検索して、「毛」と「手」を検索して見てくださいね。

毛には髪の毛以外にも草や獣（けもの）にも使われているのですね。

確かに、「毛皮」の毛は獣の毛ですね。

それから、二毛の説明の部分に出てきた鬢髪（びんぱつ）は耳ぎわの髮、または頭髪で、

班白（はんぱく）とは白髪交じりということなので二毛とは「白髪のまじっている髪。また、その

ような老人」ということだそうです。

先ほど外孫も無事帰宅しました。

では今日の一枚は・・・

昨日のステンドグラスのアップです。

ふっくらしたおはじき状のガラスをつなげて作ってありますが、花の形が埋め込まれているパーツは

とんぼ玉の技法で私が作りました。

お友達とのコラボレーションです。

当時これをみた娘がオームみたい・・・と言ったことをふと思い出しました。

ということは・・・怒ってる？