新*今日の漢字* 「豆」
薄曇りのすごしやすいひとなりました。
今日あたりに配布物で最大量の「市政だより」が届く予定です。
では・・・
新*今日の漢字*
「豆」 音読み トウ ズ 訓読み まめ
画数 7画 部首 豆
では常用字解で調べてみましょう。
象形 脚の高い食器の形。
[説文]五上 に「古(いにしえ)の肉を食するの器なり」とあるが、儀礼のときに
塩物や飲み物を入れる器であった。
儀礼に使用した豆じゃ木や瓦(かわら)で作ったものであった。
のち荅(とう(あずき))と通じて、「まめ」の意味に用いる。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
象形 脚の高い食器の形。
[説文]五上 に「古(いにしえ)の肉を食するの器なり」とあり、[国語、呉語(ごご)]
に「觴酒(しょうしゅ)・豆肉」の語があるが、儀礼の際に塩物や飲み物を入れる器で
ある。
儀礼のときには数十豆を用いる礼があった。
いま存する青銅器は春秋期以降の物が多く、その銘文に「蒸(じょう)そん豆(とう)」
「善簠(ぜんほ)」のようにうものがある。
儀礼にみえる多数の豆は、木豆・瓦豆(がとう)であった。
荅(とう(あずき))に通じ、豆菽(とうしゅく(まめ))の意に用いるのは、のちの
用法である。
豆腐のことは宋(そう)の陸游(りくゆう)の[老学庵筆記、七]にみえ、豆腐・牛乳は
蜜に漬けて食したという。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
漢字の字源の中では有名な字の一つです。
「豆」はもと儀礼で用いられた「脚の高い器」だったのですね。
それが同じ音の「荅(あずき)」と通用して、「まめ」の意味になったのはのちの時代のことだった
のですね。
写真を撮ろうと思ったら、デジカメが充電切れでした。
ということで、スマホでパシャリ!
植物の最新情報です。
柿のつぼみまでいかないかな~花が咲く部分です。
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