新＊今日の漢字＊　「秒」

今日は雨が降り始めるらしく、少し涼しいです。

上の孫の運動会が今週の土曜日だそうで、歯医者の予約の変更をお願いしなくては・・・

では・・・

新＊今日の漢字＊

「秒」　音読み　　ビョウ　　　訓読み　　ーーー

　　　　画数　　　９画　　　　部首　　　禾

では常用字解で調べてみましょう。

　　会意　禾（か）と少とを組み合わせた形。

　　　　　[説文]七上　に「禾の芒（ぼう（のぎ））なり」とあり、禾（いね）の先端から出ている

　　　　　「のぎ（堅い毛）」の意味とする。

　　　　　禾はきわめて細く小さいものであるから、「かすか、わずか」の意味に用い、時間や角度

　　　　　をはかるときの小さな単位で、分の六十分の一を秒という。

（白川静　常用字解　平凡社）より

次に字統を調べてみました。

　　会意　禾（か）と少とに従う。

　　　　　眇（びょう）と同声である。

　　　　　[説文]七上　に「禾の芒（ぼう）なり」とあり、先端に伸びているのぎをいう。

　　　　　極めて補足小さいものであるから、僅少（きんしょう）のものをいう単位とする。

　　　　　時や角度をはかるとき、分の六十分の一をいう。

　　　　　秒忽（びょうこつ）の忽は、蜘蛛の糸であるという説がある。

（白川静　新訂　字統（普及版）　平凡社）より　

「秒」はもと「稲の先端から出ている堅い毛」のことだったようですね。

そしてその「先端から出ている堅い毛」は「きわめて細く小さいもの」なので「かすか、わずか」の

意味となり、今よく使われている時間の単位や角度の単位に使われるようになったのですね。

余談ですが、陸上の桐生選手が日本人で初めて９秒台の記録をだした場所をご存知ですか？

福井県の競技場だったそうです。

ということで、漢字教育士の研修のときに教材として当時の新聞を頂きました。

さて今日の一枚は・・・

ハナキリンという植物の花が咲きました。

諸事情で日の当たる玄関に置いたのが良かったのでしょうか、今年は花芽がたくさん出てきました。

そして画面から左側に外れたところに咲いた花が少し変でした、画像は明日。