新*今日の漢字* 「表」
昨日思案していた新しい掃除機使い始めですが・・・
下の孫が帰宅後すぐに大喜びをして開封し、組み立てて使いました。
ということで、今日は朝から新しい掃除機で家中を掃除しました。
あの思案はなんだったのだろう・・・
では・・・
新*今日の漢字*
「表」 音読み ヒョウ 訓読み おもて あらわ(す れる)
画数 8画 部首 衣
では常用字解で調べてみましょう。
会意 衣と毛とを組み合わせた形。
衣に毛を加えて裘(かわごろも)の毛を示す。
裘(毛皮で作った衣)は毛のあるほうがおもて、毛のないほうが裏であるから、
「おもて」の意味となり、表の意味から「あらわす、あらわれる」の意味となる。
[説文]八上 に「上衣なり。衣に從(したが)ひ、毛に從ふ。古(いにしへ)は裘(かは
ごろも)を衣(き)るに、毛を以(もつ)て表と爲(な)す」という。
また表識(目印。しるし)のように「しるし」の意味にも用いる。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
会意 衣と毛とに従う。
裘(かわごろも)は獣毛のある側が表である。
[説文]八上 に「上衣なり。衣に從ひ、毛に從ふ。古(いにしへ)は裘(かはごろも)を
衣(き)るに、毛を以て表と爲す」という。
[礼記(らいき)、玉藻(ぎょくそう)]に「表裘(へうきう)して公門に入らず」とあり、
それは非礼のこととされた。
[新序(しんじょ)、雑事]に「魏(ぎ)の文(ぶん)侯、出游して、路人の反裘して芻
(すう)を負ふを見る。文侯曰く、胡爲(なんす)れぞ反裘して芻を負ふやと。對(こ
た)へて曰く、臣、その毛を愛(をし)むと。文侯曰く、若(なんぢ)、其の裏の盡くる
ときは、毛の恃(たの)む所無きを知らざるか」とあり、普通にはけを表にして用いた
ものである。
金文の賜与に・・・中略・・・
裏表の意より、外にあらわれるものの意となり、表識・表現のように用いる。
表座は日時計の台。
めもりをしたもので、時計をも表という。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
「表」は衣と毛で構成されていたのですね。
そして「裘(毛皮)の毛のある方が表」だったので、「おもて」の意味になったようですね。
さて今日の一枚は・・・
玄関に置いてあったゼラニウムを狭い庭に置いたら・・・枯れそうだったものが、青々と元気になり
花芽も育ってきました。
玄関は西日しか当たらず、植物にとっては過酷な環境なのでしょうか。
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