新*今日の漢字* 「栄」
今朝は朝から日差しも強く暑いです。
この暑さのせいでしょうか、発雷確率もそこそこあるそうで、布団干しは断念しました。
では・・・
新*今日の漢字*
「栄」 音読み エイ 訓読み さか(える) は(え える)
画数 9画 部首 木
では常用字解で調べてみましょう。
形声 もとの字は榮に作り、音符はえい(榮の木無し(えい(上段 火×2・下段 父の下部)
)。
えい(榮の木無し)のもとの字はえい(上段 火×2・下段 父の下部)で、夜中の警備など
のときに燃やす篝火(かがりび)の形である。
その篝火の明るく燃え盛る様子を栄といい、「はなやぐ、はえる、さかえる」の意味と
なる。
その意味を人に及ぼして、「ほまれ、さかえ」の意味に用いる。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
形声 旧字は榮に作り、えい(榮の木無し)声。
えい(榮の木無し)は字形としては えい(上段 火×2・下段 父の下部)にあたる。
庭(てい)りょう(火+尞(にわび))に用いるたいまつを交叉(こうさ)した形で、
もと火光のはなやぐさまをいう。
その字形は金文にもみえ、のち文字の構造上、えい(榮の木無し)の形となった。
[説文]六上 に「桐木(どうぼく)なり」と梧桐(ごどう)のこととし、次条にも「桐は
榮なり」と互訓しているが、栄華・栄誉の義に用いる字で、桐(きり)の専名ではない。
桐のうち、華咲きで実らぬ華桐とよばれる種類もあって、それを榮桐という。
また屋上のつまのそりのあるところを東栄・西栄のようにいい、新死のおのの魂(たま)
よばいの復(ふく)の礼を行うとき、そこから升降する。
白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
「栄」はもと「榮」と書いていたようですね。
音を表す「えい(榮の木無し)」は元は「えい(上段 火×2・下段 父の下部)」と書いていて
庭火に使うたいまつを交叉した形だったのですね。
庭火の明るく燃えさかる様子が栄だったのですね。
その意味を人に及ぼして、「ほまれ、さかえ」の意味に使っているのですね。
さて今日の一枚は・・・
昨日娘からもらった、メロンとメロンゼリーです。
メロンゼリーは冷蔵庫から出して写真を撮ったのでくもってしみましたね。
0コメント