新*今日の漢字* 「児」
今日も少し寒い雨空です。
では・・・
新*今日の漢字*
「児」 音読み ジ ニ 訓読み ---
画数 7画 部首 儿(ひとあし)
では常用字解で調べてみましょう。
本文中にはないのですが、「児」の元の字は「兒」です。
踏まえてお読みください。
象形 幼児の髪型をした人の形。
その髪型によって「こ、こども、みどりご(三歳ぐらいまでの子ども)」の意味
となる。
[礼記(らいき)、内則]に男児は生後三か月で男角(だんかく(あげまき))にす
るとあり、その揚巻という髪型が兒である。
あげまきは髪を頭の中央で左右に分け、耳のあたりで輪の形に結び、角のように
突き出した髪型で、古代日本の男の子もこれに似た髪型をした。
霓(げい(雌の虹(にじ)))は両頭を持つ竜形の獣とされ、その頭の形が兒の
形に似ていた。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
象形 幼児の髪型を加えた形。
[説文]八下 に「孺子(じゅし)なり。儿(じん)に從ふ。小兒の頭の囟(し
ん)未だ合わざるに象る」とする。
囟はその頭蓋骨の縫合部がまだ堅まらない意の字であるが、兒の従うところは
幼児の髪型でいわゆる「みづら」である。
[礼記(らいき)、内則]に、誕生三月後に、日を択(えら)んで男角(あげまき)
女羈(じょき(たてよこ結びの髪))をすることをしるしている。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
「児」はもとの字は「兒」だったのですね。
そして「兒」の字は「幼児の髪型のあげまきの形」だったのですね。
さて今日の一枚は・・・
横浜銘菓のハーバーのハロウィンバージョンを頂きました。
ハロウィンですから・・・かぼちゃ味ですよね。
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