新*今日の漢字* 「照」
朝6時前に新聞を取ろうと玄関に出ると、結構な雨が降っていましたが、
徐々に弱まり、今は日差しも出ています。
では・・・
新*今日の漢字*
「照」 音読み ショウ 訓読み て(る らす れる)
画数 13画 部首 灬(れんが・れっか)
では常用字解で調べてみましょう。
形声 音符は昭(しょう)。
昭はもとの字は卲(しょう)に作り、降下する神霊を迎えて拝む形で、霊威の
明らかなことをいい、あきらか、輝くの意味となる。その輝く光を示すために、
昭の下に火(灬)を加えた。
[書経(しょきょう)、泰誓、下]に「日月の照臨するが若(ごと)し」とあって、
四方を照らすことをいう。
「てる、れたす、あきらか」の意味となる。
光によってものを明らかにすることから、照応(一つの物と他の物とが互いに
対応すること)・照合(書類などを照らし合わせること)・対照(他の物と照ら
し合わせること)のように、両者の関係についていうことが多い。
国語では「てれる」とよみ、照れ笑いのようにいう。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
形声 声符は昭(しょう)。
昭には昭明の意がある。
[説文]十上 に「明なり」とあり、[書、泰誓(たいせい)、下]に「日月の照臨
するが若(ごと)し」とあり、その昭光をいう。
昭光の意より、対照・照応・照会のようにいう。
昭を動詞化した字と考えてよい。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
「照」は「四方を照らす」意味なのですね。
そして光によって明らかにすることから「対照・照応・照会」というように使うのですね。
さて今日の一枚は・・・
青森のねぶたです。
使用された展示物ですが、青森のねぶたも五所川原の立佞武多(たちねぷた)もどちらも
勇壮で本当のお祭りの時も見てみたい気がしました。
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