新*今日の漢字* 「戦」
昨日18時過ぎにドッカン!ドッカン!という物音にバルコニーに出てみると・・・
左手の丘の上に花火がみえました。(川崎・世田谷の花火は正面に見えます。)
調布の花火大会のようです。
こちらもご多分に漏れず、上半分のみ見えました。
内孫とママさんも呼んで4人で楽しみました。
では・・・
新*今日の漢字*
「戦」 音読み セン 訓読み いくさ たたか(う)
画数 13画 部首 戈
では常用字解で調べてみましょう。
会意 もとの字は戰に作り、單(単)と戈(か)とを組み合わせた形。
単は上部に二本の羽飾りのついた楕円形(だえんけい)の盾の形。
盾と戈とを組み合わせて「たたかう、いくさ、たたかい」の意味となる。
金文の図象に右手に干(たて)を持って身を守り、左手に戈をもって攻撃する形
のものがある。
国語の「たたかふ」は「盾交(か)ふ」の意味であろう。
顫(せん(ふるえる))と同音の語として通用し、「おののく」の意味にも
用いる。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
会意 旧字は戰に作り、單(単)と戈(か)とに従う。
單は上部に羽飾りのある楕円形の盾の形。
これを執って身を守り、戈を執って戦うのである。
[説文]十二下 に「鬭(たたか)うふなり」とし、単声の字とするが、単は楕円形
の盾で、戦とは干戈(かんか)を持つ形。
金文の図象に、左右に干戈を執る形のものがある。
単は狩猟にも用い、狩りの初文である獸(獣)は嘼(きゅう(單と口(さ
い)とに従う)と犬とに従う。
戦慄(せんりつ)の意は、おそらく顫(せん)と通用する仮借義であろう。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
「戦」は「二本の羽飾りのついた楕円形の盾と戈」との組み合わせた字だったのですね。
まさに、戦う人の姿だったのですね。
さて今日の一枚は・・・
まだまだ青い(緑)ですが、金柑(キンカン)も大きくなっていました。
今年は倒れた棕櫚(しゅろ)の後始末の際に邪魔者扱いをされていましたが、
頑張って実っています、感謝です。
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