新*今日の漢字* 「堂」
今日は主人はゴルフで出かけたので、ゆっくりと掃除をして、買い物へ出かけました。
帰宅後は買ってきた素材を冷凍するために小分けしたり、ひき肉をハンバーグに加工したり
しました。
では・・・
新*今日の漢字*
「堂」 音読み ドウ 訓読み ーーー
画数 11画 部首 土
では常用字解で調べてみましょう。
形声 音符は尚(しょう(敞の攵無し))。
尚に棠(とう(やまなし))・党(とう(黨(ともがら))の音がある。
尚は神を迎えて神を祀る窓のところにかすかに神の気配が現れることをいう。
土は土の檀で、土檀の上に築いた神を迎えて祀(まつ)る建物を堂といい、「た
かどの」の意味となる。
もと神殿に用いた建物で殿堂(神仏を祭る建物。また大きくりっぱな建物)と
いう。
のち「たてもの、おもてざしき、正殿」の意味に用いる。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
形声 声符は尚(しょう(敞の攵無し))。
尚に棠(とう)。黨(とう(党))の声がある。
尚は向(まど)に近いところに神を祀(まつ)り、かずかに神気のあらわれる
ことをいう。
土は土壇。
土壇の上に築いた神を迎えて祀る建物を堂という。
[説文]十三下 に「殿なり」とし、古文・籀文(ちゅうぶん)の字形をあげて
いる。
銅は明堂のように室のない建物であり、また霊台のような台構造のものであった
らしく、従って殿を主とするものではない。
殿堂とは殿の一部に堂があるのではなく、おそらく堂は祀所(ししょ)、殿は
その拝殿であったのであろう。
[釈名(しゃくみょう)、釈宮室]に堂を「高(㬎+頁)の貌(かたち)なり」、
[広雅、釈詁(しゃくこ)]に「明なり」というのは古代の明堂の制によっていう。
明堂は古代の神都である辟雍(へきよう)の中心をなす施設で、大池中の島に築
かれたと考えられる。
[周礼、春官、男坐(だんぶ)]に堂贈のことがしるされており、年末に一年間の不
祥悪夢の厄払いをする。
巫祝(ふしゅく)が神意を承けて、その指示するところを祓(はら)うが、堂よ
りはじめるので堂贈という。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
「堂」「土壇の上に築いた神を迎えて祀る建物」をいうのですね。
のち「たてもの、おもてざしき、正殿」となったようですね。
さて今日の一枚は・・・
じょうずに撮れませんでしたが、デザインなのでしょうか、赤い花と白花がいっしょに植え
られているカクタスもあります。
長いことわが家にいるので、形が崩れていますし、花の時期がちょっとずれているので
しょうか、白い花がまだつぼみです。
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