新*今日の漢字* 「灯」
先日痛めた腰がだいぶ良くなって、昨日はそろそろ大丈夫?と思ったのですが・・・
昨日調子に乗りすぎたのか、朝起きたら腰が重い。
また、腰痛生活に逆戻りしてしまいました。
では・・・
新*今日の漢字*
「灯」 音読み トウ 訓読み ひ
画数 6画 部首 火
では常用字解で調べてみましょう。
形声 もとの字は燈に作り、音符は登(とう)。
灯は燈の俗字であるが、いま燈の常用漢字として用いる。
灯は音符は丁(てい)。
[玉篇(ぎょくへん)]に「燈は灯火なり。燭(しょく(ともしび))なり」と
あり、「ともしび、ひ」の意味に用いる。
また「ひともし」(火をともす道具)の意味に用い、燭台から多くの盞灯(さん
とう)が出ている形式のものをいい、戦国時代(紀元前四世紀~前三世紀)の
中山王墓からは十五盞灯が出ているなど、すぐれた遺品がある。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
形声 旧字は燈に作り、登(とう)声。
灯はその俗字であるが、いま燈の常用漢字として用いる。
[玉篇(ぎょくへん)]に「燈は灯火なり。燭(しょく)なり」(大広益会本)と
いう。
[説文]十四上 は鐙(とう)に作るが、その字は助皿(すけざら)のある燭台、
また、馬のあぶみの字に用いる。
灯の遺品としては、中山(ちゅうざん)王墓出土の十五連盞灯(さんとう)、
河北満城漢(まんじょうかん)王墓出土の長信宮灯など、すぐれた遺品がある。
十五連盞灯には、神話的な背景をもつ神仙境が意匠として施されており、のちの
博山炉などの源流をなしている。
鐙はまた馬具のあぶみの意に用いる。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
「灯」のもとの字は「燈」だったのですね。
「灯」が「燈」の俗字だったものが、常用漢字として使われるようになったのですね。
そして「ともしび、ひ」の意味に用いられるのですね。
さて今日の一枚は・・・
玄関に置いたピンク色のカクタスも咲き始めました。
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