新*今日の漢字* 「牧」

今日も今日とてみんな外出して、静かな1日になっています。

昨日切ったお餅がどうしてこんなに多いのかな~と思っていたら・・・

娘の家の分を渡し忘れていたらしく・・・

渡す分を袋に入れたら、ちょうど良いぐらの量になりました。

早く気付け!って感じですよね。

では・・・

新*今日の漢字*

「牧」 音読み  ボク    訓読み  まき

    画数   8画    部首  牛

では常用字解で調べてみましょう。

  会意 牛と攴(攵)とを組み合わせた形。

     攴は木の枝を手(又(ゆう))に持つ形で、うつ、むちうつの意味となる。

     牛を放牧する(放し飼いにする)ことを牧といい、「うしかい、やしなう」の

     意味となる。

     牛に限らず馬や羊などを放牧することもいう。

     また牛・馬・羊などを放牧する場所の「牧場(まきば、まき)」の意味に用い

     る。

(白川静 常用字解 平凡社)より

次に字統を調べてみました。

  会意 牛と攴(ぼく)とに従う。

     攴は木の小枝を手にもつ形で、うつ、むちうつの意。

     牛を逐うて放牧する意。

     [説文]三下 に「牛を養ふ人なり」とあり、また牧養すること、牧場の意に用い

     る。

     牛に限らず、馬や羊を牧養することもいう。

     [左伝、襄(じょう)十四年]に「庶人工商、皁隷牧圉(さうれいぼくぎょ)」と

     あって、牧養に従うものはみな卑賤(ひせん)のものであった。

     また民治を牧養のことにたとえ、地方長官を牧民といい、[書、立政(りっせい)]

     「乃(なんぢ)牧を宅(を)け」、[周礼(しゅうらい)、天官、大宰(たいさ

     い)]「其の牧を建つ」とあり、その官をまた牧伯という。

(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より 

「牧」は「小枝をもって牛をうつ形」で牛に限らず、馬や羊などの「放牧」を意味していた

ようですね。

また地方長官なども民治を牧養のことにたとえて「牧民」などと呼ばれていたのですね。



さて今日の一枚は・・・

シンビジウムがだいぶ咲いてきました。

ケセラおばさんの日々是好日

今日の漢字での常用漢字が終わりましたので・・・ 元々大好きな、空や植物や動物を見つめて行こうと思います。

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