新*今日の漢字* 「量」
昨夜はインフルエンザ予防のために内孫二人が私の部屋で寝ました。
日頃暖房はつけないのですが、孫たちの寝相を考えて一晩中つけていました。
いつもはママを挟んで両サイドに寝るそうですが・・・
昨夜はママの代わりにばぁばということになりました。
猫たちもいつもと違う空気にお姉さん猫のモモは三回部屋から出たがり、
収まったかな~と思ったら・・・
今度は末っ子猫のいちごが掛布団を「シャッ!シャッ!シャ~」音を立てて引っかき続けて
いました。
寝不足ですが、おそらく今日も二人は私の部屋でしょうね。
そして明日は外孫を預かります、がんばりますよ!
では・・・
新*今日の漢字*
「量」 音読み リョウ 訓読み はか(る)
画数 12画 部首 里(さと)
では常用字解で調べてみましょう。
象形 上に注ぎ口のついている大きな橐(ふくろ)の形。
量の字形に含まれる東は、上下を括(くく)った嚢の形で、橐(たく)のもとの
形である。
東の上に穀物などの注ぎ口をつけた形が、量で、さらに下に土の形の錘(おも
り)を加えた。
それで「ふくろではかる、はかる、はかり、ますめ」の意味に用い、推量・斟量
(しんりょう(おしはかること))のように、「おしはかる」の意味にも用い
る。
東(橐)の下に錘のように土を加えた形が重で、合わせて重量(重い音。おも
さ)という。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
象形 上に注ぎ口のついた大きな橐(ふくろ)の形。
下部に土の形の錘(おもり)をつけていることがある。
[説文]八上 に「輕重を稱(はか)るなり、重の省に從ひ、曏(きゃう)の省聲」
とするが、重の形に従うものはのちの形であり、また曏の字とは何の関係も
ない。
卜文・金文の字形は橐の形である東の上に、穀物を流し入れる口をとりつけてあ
り、これに入れてその量をはかるもので、その分量を容量という。
分量のみでなく、重量や距離を計測する意にも用いて、測量・量計・量度・量知
の意とする。
穀物を入れる橐としては良と意象が近く、良はいわゆる風霜留実(ふうそうりゅ
うじつ)という器の形で、穀物をよりわけるのに用い、量は納穀量計のもので、
その一定量を糧という。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
「量」は「上に注ぎ口のついた大きな橐(ふくろ)の形」だったようですね。
前回調べた「良」は穀物をより分けるために使われ、「量」は納める穀物の量をはかるもの
だったようですね。
さて今日の一枚は・・・
頂き物のお花の第三弾です。
シクラメンですね。
実はこれプラスママさんがもらってきた「ギョリュウバイ」がもう一鉢。
玄関はにわかに花の装いです。
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