新*今日の漢字* 「令」
インフルエンザだった、ママさんが回復したらしく・・・
「買い物に連れて行ってください」といわれて・・・
少し離れたダイエーへ孫たちと一緒に出掛けました。
元気なママの姿に孫たちも明るい笑顔になりました。
では・・・
新*今日の漢字*
「令」 音読み レイ 訓読み ---
画数 5画 部首 人(ひとやね)
では常用字解で調べてみましょう。
象形 深い儀礼用の帽子を被(かぶ)り、跪(ひざまず)いて神託(神のお告げ)を
受ける人の形。
神の神託として与えられるものを令といい、「神のおつげ、おつげ」の意味と
なり、天子など上位の人の「みことのり、いいつけ、いいつける」の意味とな
る。
甲骨文字・金文では令を命の意味に用いており、令が命のもとの字である。
令は神のお告げを受け神意に従うことから、「よい、りっぱ」の意味となり、
また使役の「しむ」の意味にも用いて、命と分けて使うようになった。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
象形 礼冠を着け、跪(ひざまず)いて神意を聞く人の形。
上部は三角形に似た深い冠の形である。
古く令の意と、またその字形のままで命の字にも用いた。
[説文]九上 に「號を發するなり。亼(しふ)・卩(せつ)に從ふ」と会意に解す
る。
亼を集、卩を節とし、人を集めて五瑞(ずい)の節を頒(わか)ち、その政令を
発する意とするものであるが、卜文、金文の形は、礼帽を着(つ)けて、謹み
跪(ひざまず)いて神意を聴く神官の形に作る。
その神意は、神の命ずるところである。
金文の命の字は、はじめ令の字形のままで「大令(たいめい)」「天令(てんめ
い)」「休令(きうめい)」「先王の令(めい)」「祖考の令(めい)」のよう
にしるされており、西周後期に至って、これに祝禱を収める器の形である口(さ
い)を加えて、命を作る。
令・命はもと一字であったことが知られる。
若ももと口(さい)に従わない字であったが、西周中期から口(さい)を加えた
字形となった。
また鈴も、[毛公鼎(もうこうてい)]の「朱旂(しゅき)二鈴」、また[楚王(そお
う)きん(今+頁)鐘(しょう)][許子鐘(きょししょう)]の鈴もすべて命に従う
て れい(金+命)に作る。
令・命はなお一字であったことが知られる。
鈴は神を降(くだ)し、神を送るときの楽器である。
神意に従うことから令善の義となり、令名・令聞のように用いる。
また命令の意より官長の名や使役の義となり、のち敬称として令閨(れけい)・
令嗣(れいし)のように用いる。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
「令」は「深い儀礼用の帽子を被り、跪いて神のお告げを受ける人の形」だったようです
ね。
「神のおつげ、おつげ」、天子など上位の人の「みことのり、いいつけ、いいつける」ま
た、神意に従うことから「よい、りっぱ」などの意味となるのですね。
甲骨文字や金文の頃には「令」を「命」の意味に使われていたようですね。
のち、口(さい)を加えて命の字が作られたのですね。
さて今日の一枚は・・・
ふるさと納税のポンカンが届きました。
うれしいのですが、期間限定のTポイントの期限が迫っていたので、今日伊予柑を注文して
しまいました。
伊予柑はいつ来るのかな~
2月になってからが良いけど・・・
そうもいかないでしょうね。
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