新*今日の漢字* 「混」
今日は午前中外孫を連れて受付のお手伝いに行きましたが・・・
ぐるぐると動きまわり、お手伝いどころではなく・・・
途中から主人に面倒を見てもらいました。
午後も娘の帰宅後、電話のお手伝いを少々、また夜もお留守番に出かけます。
ではその前に・・・
新*今日の漢字*
「混」 音読み コン 訓読み ま(じる ざる ぜる)
画数 11画 部首 シ(さんずい)
では常用字解で調べてみましょう。
形声 音符は昆。
昆は昆虫の形で、比はその足の形である。
昆虫は小さな足で、群れ集まって混雑している(いりまじっている)ことが多い
から、混は「まじる」の意味となる。
混一・混同(まじって一つになること)した状態であるというので、混沌(こん
とん(天と地とがまだ分かれていない状態。また、物事の区別がはっきりしない
こと))・混冥(こんめい(暗く深遠なところ))のように用いる。
[老子、第二十五章]の「物有りて混成し(入りまじって成り)、天地に先だちて
生ず」とは、宇宙創生のときをいうものであろう。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
形声 声符は昆(こん)。
昆は昆虫の形。
昆虫のように群集して、混雑する意がある。
[説文]十一上 に「豐かに流るるなり」というのは、混混(こんこん)・滾々(こ
んこん)・渾渾(こんこん)など擬声的な語からの引伸義で、字の本義ではな
い。
もと混雑の意より、混同・混一・混冥(こんめい)・混沌(こんとん)の意とな
り、盛大の義をも生ずる。
[老子、第二十五章]「物ありて混成し、天地に先だちて生ず」とは混沌盛大の象を
いう。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
「混」に含まれる「昆」は虫の形だったのですね。
しかも下部の「比」は昆虫の足の形だったのですね。
そして「混」は「昆虫は小さな足で、群れ集まっていりまじっていることが多い」ので
「まじる」の意味となるのですね。
さて今日の一枚は・・・
今朝5時40分頃の空です。
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