新*今日の漢字* 「査」
今日も午前中お手伝いへ行きました。
皆さん用事があるというので、そのまま3時まで居残り・・・
夜は7時頃に戻ろうかと思います。
では・・・
新*今日の漢字*
「査」 音読み サ 訓読み ---
画数 9画 部首 木
では常用字解で調べてみましょう。
形声 音符は且(そ)。
古い字形は樝(さ)に作りさ、「こぼけ」という木の名であった。
槎(さ)と通用して、いかだの意味に用いられることもあった。
明(みん)代(十四世紀~十七世紀)の辞書[正字通]に、考察する(調べ考え
る)の意味であるとしている。
今は「しらべる」の意味に用いる。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
形声 声符は且(そ)。
字はもと樝(さ)に作り、木の名で「こぼけ」をいう。
唐の封演(ほうえん)の[封氏聞見記、十、査談]に「近代の流俗、丈夫婦人の緃
放(しょうほう)にして禮度に拘せられざる者を呼んで、査と爲す」とあり、
査察・考査の意となる。
[説文]に収めず、六朝期には槎(いかだ)の義に用いた字である。
人の姓としても、五代以後に至って多い。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
「査」はもとは「樝」と書かれ、「こぼけ」という木の名前だったようですね。
のち「槎」とも書かれ、「いかだ」の意味にも使われていたようですね。
そして明や唐の時代には「査察・考査」の意味に使われるようになったのですね。
さて今日の一枚は・・・
前の柿畑の奥に白いヤマザクラの花が今年も咲きました。
大きな農家の敷地なのですが・・・
いつまで、この景色が見られるのでしょう・・・
あら? 柿木に黄緑色の新芽が見えますね。
そしてその足元にはよく見えませんが、うっすらショカッサイ(はなだいこん)の薄紫色も
見えるでしょうか。
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