新*今日の漢字* 「志」
今日は朝から胃が痛く、病院へ行ってきました。
内科の病院の近くには眼科もあるので・・・
ついでに花粉症の目薬と塗り薬ももらってきました。
買い物をして帰宅する頃には胃痛は絶好調に達していたため、
しばらく横になって休んでいました。
では・・・
新*今日の漢字*
「志」 音読み シ 訓読み こころざ(す し)
画数 7画 部首 心
では常用字解で調べてみましょう。
形声 音符は士(し)。
字の上部の士はもと之(し)の形でる。
之は行くの意味であるから、心がある方向を目指して行くことを志といい、
「こころざす(心がある方に向かう。心に思い立つ)、こころざし」の意味とな
る。
[詩経(しきょう)、大序]に「詩は志の之(ゆ)く所なり。心に在るを志と爲
(な)し、言に發(はつ)するを詩と爲す」とあり、志は古くは心に在る、心に
しるすの意味であった。
志は誌(しるす)と通用する。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
形声 字の初形は之(し)に従い、之声。
士はその楷書化した字形である。
[説文]十下 は大徐新修(だいじょしんしゅう)として加えた十九文の一で、「意
なり」と訓し、次条の「意は志なり」と互訓。
[詩、大序]に「詩は志の之(ゆ)く所なり。心に在るを志と爲し、言に發するを
詩と爲す」とあり、それで志を心の之往する(ゆく)意の会意とし、[段注本]には
之の亦声(えきせい)とする。
古くは誌・識の意に用いた。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
「志」の士は「之」という字だったので「心がある方向を目指して行く」ことだったようで
すね。
古くは誌・識の意味に用いたのですね。
さて今日の一枚は・・・
2株目のブルーベリーの花です。
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