新*今日の漢字* 「支」
今日はいつもの木曜日なので、外孫を預かりました。
1階にいつもいる末っ子猫のいちごが居なかったので・・・
「いっちゃん!いっちゃん!」と探し回り、私の部屋へも行きましたが・・・
残念ながら居たのはモモとフクだけで、しょんぼりしていました。
そういえば、自分の家でフルーツの「イチゴ」を見て「いっちゃん!」といったそうで、
「いちご=いっちゃん」になっているようです。
では・・・
新*今日の漢字*
「支」 音読み シ 訓読み ささ(える)
画数 4画 部首 支(し)
では常用字解で調べてみましょう。
会意 十と又(ゆう)とを組み合わせた形。
十は木の小枝。
又は手の形。
支は小枝を手で持つ形で、枝(えだ)のもとの字。
のち本(もと)に対する関係で、本から枝分かれしたものをいう。
それで支は「えだ、わかれる、わける」の意味となる。
十干十二支を干支というのは、幹と枝との意味である。
木の枝は物を支(ささ)えるのに使うので、「ささえる」の意味があり、支持
(ささえ助けること)・支柱(ささえる柱)という。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
会意 十と又(ゆう)とに従う。
又は手の形。
木の枝(十)を手にもつ形で、枝の初文。
[説文]三下 に「竹の枝を去るなり。手に半竹を持つに從ふ」とするが、竹友定め
がたい。
[詩、衛風(えいふう)芄蘭(がんらん)]に「芄蘭の支(えだ)」とあるのが本
義。
それを氏族の上に移して、[詩、大雅、文王(ぶんおう)]に「本支、百世(ひゃく
せい)」、身体に及ぼして幹肢(かんし)、略して干支(かんし)という。
[国語、周語(しゅうご)]「天に支(たす)くる」、[国語、越語(えつご)]
「皆其の資材の以て、長久を支(ささ)ふるに足らざるを知る」はいずれも支
柱・支持の意である。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
「支」は「十と又(ゆう(手))」を組み合わせた形だったのですね。
そして「枝」の元の文字だったのですね。
木の枝は物をささえるので、「ささえる」という意味もあるのですね。
さて今日の一枚は・・・
待ちに待ったブルーベリーの花が咲きました。
わが家には3本のブルーベリーがあるのですが、今年はほぼ同時期に咲き始めたので・・・
バラバラに咲いた昨年より実が多く採れるとよいのですが・・・
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