新*今日の漢字* 「証」
今日も穏やかな土曜日になりました。
孫たちは8時頃から下りてきて、先ほどまでYouTube三昧していきました。
では・・・
新*今日の漢字*
「証」 音読み ショウ 訓読み ---
画数 12画 部首 言
では常用字解で調べてみましょう。
形声 もとの字は證に作り、音符は登(とう)。
登に澄(ちょう(すむ))の音がある。
證はもと徴(あかし、しるし)と通用する字であった。
證は[説文(せつもん)]三上 に、言に徴験(あかし、しるし)のあることである
とする。
證とは徴験のある語をいい、「あかし、あかす、しるし」の意味に用いる。
證の常用漢字を証とするが、証は[説文]三上 に「諫むるなり」とあり、もとは
いさめるという意味の別の字である。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
形声 旧字は證に作り、登(とう)声。
登に澄(ちょう)の声があり、證はもと徴(ちょう)と声義の通ずる字で
あった。
証はその略字として用いるもので、正(しょう)声。
證と証はもと別の字で、証は[説文]三上 に「諫むるなり」とあり、證 三上 は
「告ぐるなり」とあって、その言に徴験のあることをいう。
[左伝、成八年]「欒(らん)・郤(げき)(人名)、徴を爲す]とは證言の意。
[中庸、二十九]に「徴なきは信ぜず」の[釈文(しゃくもん)]に、徴・證は声義の
近い字。
証・證はもと別の字であるが、いま證の常用漢字として証を用いるので、一字と
して扱う。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
今「証」と書かれている字は、もと「證」と書かれていましたが、[説文]の時代では「証」と
「證」は意味の違う字だったのですね。
本来「証」は「諫むるなり」で「證」は「告ぐるなり」とあり、「あかし、あかす、しる
し」の意味になるのですね。
さて今日の一枚は・・・
勧修寺の撮影可能なところです。
この勧修寺一般的には「かんしゅうじ」と読みがちですが、本当は「かじゅうじ」と読む
そうです。
皇室と藤原氏にゆかりの深い寺院だそうです。
もう、YouTubeが見たいと上の孫が訪れています、そろそろ終了します。
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