新*今日の漢字* 「接」
今日は土曜日の運動会の代休で孫たちはお休みです。
では降りてくる前に・・・
新*今日の漢字*
「接」 音読み セツ 訓読み つ(ぐ)
画数 11画 部首 てへん
では常用字解で調べてみましょう。
形声 音符は妾(しょう)。
妾(はしため)は刑罰として額(ひたい)に入れ墨をされた女。
上部の立はもと辛の形で、入れ墨をするときに使う把手のついた大きな辛(は
り)の形である。
殷(いん)代の甲骨文に、妾を河神に捧げることが記されており、犠牲(いけに
え)として神に捧げられた。
妾は神に仕え、神に接するものであるから、接は神に接し、神に「まじまる、
あう」というのがもとの意味で、接竈(せっそう(竈(かまど)の神を祀(まつ
)る)こと)のように用いる。
のち人にまじわる、あうことをもいう。
「もてなす、ちかづく、つらなる、つづく、つぐ」の意味にも用いる。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
形声 声符は妾(しょう)。
妾はもと神に捧げられた女で、神に接するものであった。
卜辞に「河の妾」のような語があり、河神に捧げられた女をいう。
[説文]十二上 に「交はるなり」とは、もと神人の間のことであった。
接竈(せっそう)・接神の儀礼は、のちまでも残されている。
のち人を接引する意となる。
[礼記(らいき)、表記]に「君子の接すること水の如し」という。
[孟子、万章(ばんしょう)、下]に「其の交はるや道を以てし、その接するや禮を
以てす」の語があり、交と接とを分別していう。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
「接」はもとは「神に捧げられた女性」だったようですね。
その女性は神に仕え、接し、ときには犠牲(いけにえ)にされたりしたのですね。
のち人にまじわる、あうことをもいうようになったのですね。
さて今日の一枚は・・・
先日どこかから帰宅すると・・・
玄関先にこの怪しい虫がいました。
全長約5cm、いかにも「刺すぞ~!」といわんばかりの口元にちょっと恐怖を覚えました。
なんという虫でしょうね、調べてみようと思います。
一生懸命に探しましたが、見つかりませんでした。
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