新*今日の漢字* 「敵」
今日は小学校の授業参観がありました。
今朝まで知らなかったので、11時から車の定期点検をお願いしてしまったので・・・
早々に小学校へ行き、上の孫の授業を少し、下の孫の授業をガッツリ参観してきました。
もう少ししたら・・・出かけます。
では、できる所まで・・・
新*今日の漢字*
「敵」 音読み テキ 訓読み かたき
画数 15画 部首 攵
では常用字解で調べてみましょう。
形声 音符は啇(てき)。
啇は帝と口(さい(神への祈りの文である祝詞(のりと)を入れる器の形))と
を組み合わせた形で、祝詞を唱えて上帝を祀(まつ)る資格にあてはまるものを
いい、嫡のもとの字である。
上帝に子孫として、その正統な後継者にあたる者を啇といい、これに攴(ぼく
(攵。うつの意味がある))を加えた敵は、啇に敵対する(敵となってはむか
う)者の意味となり、「かたき、あいて」の意味に用いる。
また匹敵(対等の相手になること。同程度であること)のように、「ひとしい」
の意味に用いることがある。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
形声 声符は啇。
啇は帝を祀(まつ)るもの。
帝の嫡系を示す字で、嫡の初文。
ゆえに敵(あた)る、匹敵するの意をもつ。
これに攴(うつ意)を加えて、啇に相対するもの、敵対するものの意となり、
仇敵するものの意となり、仇敵の意となる。
[説文]三下 に「仇なり」とするが、仇にも仇匹(きゅうひつ(相手))、相匹敵
するものの意がある。
ゆえに対等・同等の意味をもいう。
[国語、周語(しゅうご)]「禮に在りて、敵には必ず三たび譲る」とはその意。
のち敵讐(てきしゅう)の意に用いる。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
***ここで時間切れ***
「敵」に含まれる「啇」は「祝詞を唱えて上帝を祀る資格にあてはまるもの」を表していま
したね。
それにうつ意味のある攵(攴)を加えて「啇」に相対する者の意味となり、敵対する者と
いうことになるのですね。
また、匹敵など「ひとしい」意味もあるのですね。
さて今日の一枚は・・・
アゲハの幼虫を観察ケースに入れると・・・
誰よりも早く末っ子猫のいちごが登場して、クンクンしはじめました。
幼虫はあまり動きませんからすぐに去っていきました。
蝶々になったときは・・・・大騒ぎにになるんでしょうね。
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