新*今日の漢字* 「銅」
今朝は朝から雨です。
梅雨ですから、致し方ないですね。
そんな中、土曜日に授業のあった内孫たちはお休みなので・・・
ごみ焼却の余熱を利用した温水プールへ遊びに行きました。
では・・・
新*今日の漢字*
「銅」 音読み ドウ 訓読み ---
画数 14画 部首 金
では常用字解で調べてみましょう。
形声 音符は同(どう)。
[説文]十四上 に「赤金なり」とあり、「あかがね、どう」をいう。
周王朝初期の金文では銅を金とよんでいる。
青銅器の原料として中国各地に産出したが、南方ではとくに良質の銅が産出し、
南金とよばれた。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
形声 声符は同(どう)。
[説文]十四上 に「赤金なり」とあり、周初の金文[麦方鼎(ばくほうてい)]や
[彔(ろく)き(皀+殳)]には、赤金と賜うことがしるされている。
当時は一般には銅のことを金と称した。
銅は各地に産したが、南方淮域(わいいき)にはことに良質のものを産するの
で、早くから注目され、周初の[員卣(えんゆう)]には南征して金を俘獲(ふか
く)したことをしるしている。
春秋期に入って、淮域への侵寇(しんこう)は一そう激しくなり、[詩、魯頌(ろ
しょう)、閟宮(ひきゅう)]や金文の[曾伯(そうはく)しつ簠(ほ)]などには、
その作戦の成功をしるしている。
[泮水]には淮夷(わいい)が来たって「大賂(たいろ)、南金」を献ずることを歌
い、[曾伯しつ簠(そうはくちつほ)]には「金道錫行(きんだうせきかう)」の語
がある。
その地の良質の銅は南金とよばれ、これを獲得するために金道錫行が啓(ひら)
かれることが知られる。
のちに丹陽(たんよう)の銅といわれるもので、その地は金に類するといわれる
ほど、良質のものであった。
晋の銅鞮(どうてい)、蜀の銅梁(どうりょう)も、胴をもって名をえたところ
である。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
「銅」は[説文]の時代から「あかがね(どう)」を意味していたようですね。
いろいろなところで採れた銅ですが、南方では質よい銅が採れたようですね。
さて今日の一枚は・・・
小学校で拾ってきた朝顔が大きくなったので・・・
家にあった支柱を何とか立ててみました。
小さなつぼみも1個2個あり、昨比を楽しみにしています。
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