新*今日の漢字* 「宇」

一昨日帰宅予定だった、九州出張中の息子ですが・・・

昨日も帰宅していません、今日は帰宅するでしょうか。

では・・・

新*今日の漢字*

「宇」 音読み  ウ    訓読み  ---

    画数  6画   部首  宀

では常用字解で調べてみましょう。

  形声 音符は于(う)。

     于は先端が緩く曲がった大きな刀の形で、大きなもの、ゆるやかに曲がったもの

     の意味がある。

     [説文(せつもん)]七下 に「屋邊(をくへん)なり」とあり、家ののきの意味と

     する。

     「のき、いえ、おおきい」の意味に用いる。

(白川静 常用字解 平凡社)より

次に字統を調べてみました。

  形声 声符は于(う)。

     于は大なるもの、まがれるものの意がある。

     [説文]七下 に「屋邊なり」とのき先の意とし、屋根の水落ちのところをいう。

     宇宙の語は[荘子、斉物論(せいぶつろん)]に「日月に旁(そ)ひて宇宙を挾

     (さしはさ)む」とあり、[淮南子(えなんじ)、斉俗訓(せいぞくくん)]に

     「往古來今、之(これ)を宙と謂ひ、四方上下、之を宇と謂ふ」とみえ、時間と    

     空間をいう語とされる。

     [詩、大雅、緜(めん)]に「聿(ここ)に來(きた)つて胥(あ)ひ宇(を)る」

     とあって、屋室の義が古く、のちその義が拡大されて領有・支配の及ぶところを

     帝宇・守宇、また事業に施して業宇、人の性情に及ぼして眉宇(びう)・姿宇の

     ようにもいう。

     [説文]に籀文(ちゅうぶん)として寓(う)の字形をあげている。

     金文に禹(人名)の諸器があり、宇をまた う(上部に宀、下部に禹+殳)に作

     る。

     寓はもと呪的儀礼を意味する字であるが、声同じくして宇と通用し、[荀子(じゅ

     んし)、賦篇(ふへん)][漢書(かんじょ)、功臣表][東京(とうけい)の賦]など

     に通用の例がある。

(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より

「宇」に含まれる「于」は「先端が緩く曲がった大きな刀」を表していたのですね。

そして「宇」は「のき、いえ、おおきい」を表していたのですね。

では「宇宙」は?という疑問に字統は答えてくれていましたね。

[荘子、斉物論]と[淮南子、斉俗訓]に「時間と空間をいう語」として書かれていたのですね。

科学の発達していなかった古い時代に「宇宙は時間と空間」であると説いた人たちはすごい

ですね。 


さて今日の一枚は・・・



地面に張り付くタイプのゼニ苔系の苔なのですが・・・

なぜでしょうか、その多くが起き上がっています。

画像を見てもポリポリしたくなるのは私だけでしょうか。

そうそう、娘の家にも遂に車が納車されるそうです。

フォルクスワーゲンのポロだそうです。

車庫入れの苦手な娘は車庫入れが自動運転できるタイプを購入したそうです。

ケセラおばさんの日々是好日

今日の漢字での常用漢字が終わりましたので・・・ 元々大好きな、空や植物や動物を見つめて行こうと思います。

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