新*今日の漢字* 「展」
今日は外孫を預かりました。
いつもなら、朝迎えに行くと、元気に着替えなどをするのですが・・・
今日は「やなの(嫌なの)~」を連発して、ゴロゴロと起き上がりません。
ぬれていたオムツを寝たまま取り替えて、そのままズボンは着替えましたが・・・
パジャマの上着はそのまま、ジャンバーを着せて出発となりました。
10時頃「お腹がすいた」と言って、いつもの倍ぐらいご飯を食べて元気になりました。
では・・・
新*今日の漢字*
「展」 音読み テン 訓読み ---
画数 10画 部首 尸(しかばね、かばね)
では常用字解で調べてみましょう。
会意 尸(し)と てん(上下に 工工)と衣とを組み合わせた形。
尸は横たわる死体の形。
てん(上下に 工工)は呪具(じゅぐ)の工を四つ重ねた形で、要所を塞(ふ
さ)ぎ、まじないをして邪霊などを祓(はら)うために使うものである。
死者の衣の襟(えり)もとに呪具の てん(上下に 工工)をつめて、死者に
邪霊がとりつくのを防ぐことを展という。
死者をひろげてあらためることを展屍(てんし)といい、犠牲(いけにえ)を
並べてその状態を調べることを展犠というように、展に「ひろげる、ひらく、
しらべる」の意味がある。
建物などの入口を てん(上下に 工工)でふさぎ、邪霊などをそこに封じこめ
ることを塞(さい(ふさぐ、とりで))
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
会意 尸(し)と てん(上下に 工工)と衣に従う。
屍衣(しい)の襟(えり)もとに てん(上下に 工工)を加えて呪禁(じゅき
ん)とする。
てん(上下に 工工)は呪具の工を四つ重ねた形で、塡塞(てんそく)に用いる
もの。
死体に邪霊のとり憑(つ)くのを祓(はら)う意である。
[説文]八上 に「轉ずるなり」とあり、展轉の意とするが、展は展屍(死体をひろ
げてあらためること)を原義とする。
犠牲を並べてその状態を調べることを展牲というように、神事にあたって審視省
閲(しんしせいえつ)することを展という。
[説文]に八上はまた てん(衣の亠の下に てん(上下に工工)を加える)を出し
て「丹縠(たんこく(あかいちりめん))の衣なり」とするが、展と同字で、
死喪のときの衣をいう。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
「展」はもともとは「死者の衣の襟もとに呪具をつめて、死者に邪霊がとり憑くのを防ぐ」
ことを表す字だったようですね。
死者をひろげてあらためる展屍や犠牲を並べてその状態を調べる展犠というように「ひろげ
る、ひらく、しらべる」の意味があるのですね。
さて今日の一枚は・・・
昨日、先週の土曜日の忘れ物を引き取りがてら、釣りに行った主人の釣果の一部です。
大きい物だけ集めてみました。
真ん中はサバ、上下はアジです。
ほぼ尺越え(30cm以上)でした。
そのほか小さいものが15匹ぐらい、大満足で帰宅して、配りまわっていました。
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