新*今日の漢字* 「納」

ママさんのインフルエンザも収束したようで・・・

我が家での風邪ひきさんも終了かな~?と思っていたら・・・

下の孫を病院へ連れて行くそうです。

では、どこまで書けるかな?・・・

新*今日の漢字*

「納」 音読み  ノウ トウ ナなど  訓読み  おさ(める まる)

    画数  10画   部首  糸

では常用字解で調べてみましょう。

  形声 音符は内(ない)。

     [説文]十三上 に「絲(いと)しめ(字が打ち出せませんでした)りて納納たるな

     り」と、糸がしめる様子の意味とするが、もと織物を税として納入する(おさめ

     る)字であろう。

     のちすべて「おさめる、いれる」の意味に用いる。

     出納(すいとう(出し入れ))の字は甲骨文字・金文には出内(すいとう)・

     出入(すいとう)に作るが、内・入ではなく納を使うようになるのは戦国時代

     (紀元前四世紀~前三世紀)以後のことであろう。

(白川静 常用字解 平凡社)より

次に字統を調べてみました。

  形声 声符は内(ない)。

     [説文]十三上 に「絲しめ(字が打ち出せませんでした)りて納納たるたり」と糸

     のしめるさまとするが、それは荅荅(とうとう)というのと同じく擬声的な語

     で、荅荅というのは杭(こう)県の語である。

     字はもと、布帛(ふはく)の類を賦調として納入する意であろう。

     出納(すいとう)の字は卜文・金文ともに出入(すいとう)に作り、また出内

     (すいとう)に作る。

     もと賦調を納める意より[国語、魯語(ろご)]「祿と車服とを納(い)れんことを

     こ(請の旧字体)」ふは、王室に返還する意。

     ・・・以下略(文献例[国語、晋語][書、金縢(きんとう)][詩、豳風(ひんぷう)]

     [書、舜典(しゅんてん)][蔡(さい)き(皀+殳)][大克鼎(だいこくてい)]など

     ・・・

(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より

「納」は戦国時代(紀元前四世紀~前三世紀)までは「内・入」と書かれていたのですね。

[説文解字]では「糸のしめるさま」としていますが、字は「織物を税としておさめる」ことを

表しているようですね。

     


さて今日の一枚は・・・


新しい写真が無いので、末っ子いちごの寝顔です。

怖いもの知らずのようですが、先日新しい水をあげたら・・・

真ん中猫のフクに先を越されて、どうするのかな~?と見ていたら・・・

ちゃんと順番待ちのように座ってフクが飲み終わるを待っていました。

案外礼儀正しい?ようです。


ケセラおばさんの日々是好日

今日の漢字での常用漢字が終わりましたので・・・ 元々大好きな、空や植物や動物を見つめて行こうと思います。

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