新*今日の漢字* 「派」
今日の午後に出かける予定がある主人のために・・・
自治会の配りものの準備を昨夜に約半分。
寝る前に足りない印刷物の両面カラーコピーを取って・・・
朝から残りの半分の準備をして送り出しました。
その後はインフルエンザ騒動で書けなかった年賀状を仕上げて出し・・・
お年玉の準備のために娘とメールのやり取り・・・
総勢18人分のお年玉です。
人数が多いので協定ができたらしいのですが・・・
聞く人によって違うという、困りものです。
では・・・
新*今日の漢字*
「派」 音読み ハ 訓読み ---
画数 9画 部首 氵
では常用字解で調べてみましょう。
形声 音符は𠂢(はい)。
𠂢は水が分流する形で、派のもとの字である。
𠂢に氵(さんずい(水))を加えた派は「分かれ流れる、わかれる、つかわす」
の意味となる。
水が合流して勢いよく流れるところを永といい、その水の勢いが永く下流に及ぶ
ことを漾(よう(ただよう))という。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
形声 声符は𠂢(はい)。
𠂢は水脈の分流する形で、派の初文。
[説文]十一上 に「別れたる水なり」とあり、水と𠂢との会意とする。
𠂢は永部十一下に「水の なな(衣の亠の下に牙)めに流れ別るるなり、反永
に從ふ」とあり、永は水が合流して勢いよく流れる形、その反文は𠂢。
金文の[大保(たいほ)き(皀+殳)]に𠂢の下に祝禱を納める器の形の口(さい)
を加えている形があり、「いたる」と訓する字。
水の溢流(いつりゅう)することを防ぐ祝禱の意であろう。
分派の意より派出・派遣・派閥の意となる。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
「派」に含まれる「𠂢」は「水が分流する形」で派のもとの字なのですね。
𠂢に氵(さんずい)を加えた派は「分かれ流れる、わかれる、つかわす」の意味となるの
ですね。
反対に水が合流して勢いよく流れることを「永」というのですね、ちょっと驚きました。
さて今日の一枚は・・・
今朝6時18分の朝の空です。
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